主演 石原さとみ×監督・脚本 吉田恵輔×企画 スターサンズで贈る衝撃の社会派エンターテインメント『ミッシング』の特報映像とティザービジュアルが解禁された。

とある街で起きた幼女の失踪事件。見つからないまま3か月が過ぎ、娘・美羽の帰りを待ち続けるも世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だったが、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られるとネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的に―。一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得のために、世間の関心を煽るような取材の指示が下る。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける—。吉田恵輔が、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿を、リアルにかつ繊細に描いた感動作。主演は石原さとみ。

今回解禁された特報映像は、沙織里(石原さとみ)と娘の美羽(有田麗未)が浜辺で遊んでいる仲睦まじい様子から始まる。しかし「愛する娘が失踪した。」の文字が浮かび上がり、幸せな映像は断ち切られる。3か月にわたり懸命に捜索するも見つからない焦りと怒りに身を任せ、お互いに感情を爆発させる沙織里と夫の豊(青木崇高)。事件の取材を続けながらも苦悩する地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)。それぞれの思いを乗せた映像は世武裕子による柔らかなメロディーが流れる中、日差しに手を伸ばす沙織里の姿で締めくくられている。先の見えない日々を送る沙織里たちの心に“光”は差すのだろうかと、観る者に深い余韻を残す映像に仕上がっている。

本作は、石原が6年前に吉田監督へ直接「どんな役でもいいから一緒に仕事がしたい」と直訴して実現した念願の作品。これまで極限状態に追い込まれる人物を数多く描き続けてきた“人間描写の鬼”田監督も、本作ではキャスト陣に「メンタルが削られる芝居」を課したという。「自分のキャリアの中で最も覚悟のいる作品」と語る本作が観る者にどんな感情を抱かせるのか、期待が高まる。

特報映像

『ミッシング』は2024年5月17日(金)より全国で公開
脚本・監督:吉田恵輔
出演:石原さとみ
青木崇高、森優作、有田麗未
小野花梨、小松和重、細川岳、カトウシンスケ、山本直寛
柳憂怜、美保純/中村倫也
配給:ワーナー・ブラザース映画
※吉田恵輔監督の「吉」は、「士」の部分が「土」が正式表記
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