『ポケモンコンシェルジュ』プレミア試写会イベント のん、お気に入りのポケモンは「コダック」

Netflixシリーズ『ポケモンコンシェルジュ』のプレミア試写会イベントが12月18日（月）にユナイテッド・シネマアクアシティお台場で行われ、のん（ハル役）、ファイルーズあい（アリサ役）、奥野瑛太（タイラ役）が登壇した。

本作は、Netflixと株式会社ポケモンが共同で制作するポケモンの完全新作ストップモーション・アニメーション。ポケモンたちがお客さまとして訪れる南の島”ポケモンリゾート”を舞台に、新米コンシェルジュのハル（声：のん）が、先輩スタッフとともにポケモンのお世話に奔走しながら、やがて本当の自分らしさに気づいていく物語。

イベントの冒頭では、のんの呼びかけでコダックが登場し、その愛らしさに会場は拍手に包まれた。本作で主人公を演じるのんは「ポケモンが大好きでポケモン世代なのでうれしかった」と本作への出演への思いを語り、「人間味溢れるキャラクターなので楽しみました」と収録を振り返った。一方で似ているところは「上司の前で寝ちゃったところ（笑）一度だけですけど、上司ではないんですけど、プロデューサーの前で…」と明かし、笑いを誘った。

本作については「新しい形のお芝居の作品」というファイルーズは「なるべくのんさんや、みなさんのお芝居をリスペクトを込めてナチュラルな演技を意識して演じました」と普段とは異なる演技だったという。一方で、演じた役柄から「ナチュラルにやり過ぎると冷たい印象を持たれてしまうと思ったので、サバサバしているけど愛嬌のある愛されるキャラクターを作りました」と振り返った

本作で初めて声優を務めた奥野は「びくびくしながら『大丈夫ですか？』と小さなことを気にしながらやっていました」と明かし、演じたキャラクターについては「ちゃんと空気が読めないのが大好き」と語った。

また、本作の舞台について「こういうポケモンリゾートみたいな場所があったら行ってみたいと思うくらい素敵な場所」というのんは「ストップモーションアニメーションの実在感がもしかしたらあるかもというリアリティがあって素敵だと思いました」という。ファイルーズも「ストップモーションアニメならではの温もりを感じる作品」と共感し、「本当にいたらこんな感じなんだろうなとワクワク感がある作品」と語った。

さらに、本作に登場するポケモンでお気に入りのポケモンを聞かれると「絶対コダック」と即答したのんは「コダックのおしりが好きです」と笑顔を見せた。続くファイルーズは「コラッタです、ネズミが大好きで、今も6匹ネズミを飼っているんです」と明かし、作中に登場するコラッタについて「リアルなネズミの動きだったんです」と絶賛した。「バオップ、ヤナップ、ヒヤップ。めちゃくちゃかわいい。僕の右腕だったんですけど、トリオでいいなと、良さが伝わってきました」と答えた。

本作は“ストップモーションアニメーション”で、収録の仕方も異なったようで、のんは「プレスコで、口の動きやリアクションを参考にするということで動画を撮りながらセリフを言ったのが初めてのことでおもしろかったです」と明かした。「完成した映像がこんなにすごいなんて」というファイルーズは「後ろにいるポケモンとかお客さんもちゃんと動いていて。世界の構築の仕方が素晴らしかった」と細部までのこだわりに驚きを隠せない様子だった。

もし本作に登場するポケモンリゾートに行けたらやりたいことは「空を飛べるポケモンがいるので、背中に乗せてもらって空でお弁当を食べたい」というのん。ファイルーズは「この感動を共有するために動画配信をしたい。ポケモンたちが悪戯してきても楽しいハプニングになる」と想像を膨らませた。また、奥野は「バーベキューとかご飯を一緒に食べたい。コミュニケーションさえ楽しい」と語った。

最後にのんは「見ていると、こんなところがあったら行ってみたいなとか、ポケモンコンシェルジュになって働いてみたいなと思う、幸せにあふれた作品です。ハルと一緒に心を解き放って自由な気持ちになってくれたらうれしいです」とメッセージを送った。

【写真・文／編集部】