藤ももによる大人気少女コミックを宮世琉弥×原菜乃華 W主演で実写映画化『恋わずらいのエリー』に小関裕太の出演が発表された。
原作は、2011年にデザート新人漫画大賞優秀賞でデビューした藤ももの初連載作である同名コミック。2015年より連載を開始し、2018年には第42回講談社漫画賞少女部門にノミネートされ、ティーンの心を鷲掴みにした傑作少女コミックが満を持しての映画化。表の顔は学校イチのさわやか王子だが、実は口の悪いウラオモテ男子のオミくんを宮世琉弥が、そんなオミくんを眺めながら、“恋わずらいのエリー”の名でSNS上で妄想をつぶやくのが日課の妄想大好き女子・エリーを原 菜乃華が演じる。
今回、小関裕太の出演が発表された。小関が演じるのは、国語教師の汐田澄(しおた・すみ)。宮世演じるオミくんの叔父であると同時に、原が演じるエリーの担任という役どころ。甥と叔父という関係から、学校でも唯一汐田先生の前では素の顔をみせているオミくん。ある日、国語科準備室の前を通りかかったエリーは、先生とのやり取りからオミくんが実は口の悪い“ウラオモテ男子”だと知ってしまう。今回小関は、オミくんとエリーが初めて言葉を交わす重要なシーンに登場し、不器用な2人の恋を、陰ながら応援するキャラクターを繊細に演じる。
また、劇中でオミくんとエリーを国語科準備室の窓から優しく見守る様子を捉えた場面写真に加えて、主演・宮世とのオフショットも解禁された。叔父と甥という役柄さながら、仲睦まじく撮影現場を過ごす二人の姿に、本編への期待も高まる。
これまでも『春待つ僕ら』 『ライアー×ライアー』など数多くの恋愛映画に出演し、本作でメガホンを取る三木康一郎監督作品『覆面系ノイズ』では、ヒロインの初恋の相手役を演じたことも印象深い小関が、本作では自身初の教師役に挑戦。汐田先生が2人をどのように見守るのか、そしてオミくんとエリーの恋の行方がどうなるのか―。
小関裕太 コメント
今回初めての先生役なのですが、遂にその年齢に来たかと、凄く嬉しかったです。
高校生たちが奮闘している姿がメインになるので、先生としては“見守る”ことに徹しようと思っていますが、そんな中でも先生自身の若い頃はどうだったんだろうと感じてもらえる方がいたら嬉しいです。
先生にもやっぱり学生時代があり、その時どんな経験をして、どんな目線で皆を見ているのかと想像してみるとまた違う見え方になってくるのではないでしょうか。
この作品は原作も台本も読み進めるのがすごく楽しくて。沢山いるメインキャラクターそれぞれの物語が描かれているので、観れば観るほど観応えのある映画じゃないかなと思っています。是非、ワクワクドキドキしながら待っていてください。
『恋わずらいのエリー』は2024年3月15日(金)より公開
監督:三木康一郎
出演:宮世琉弥、原菜乃華
西村拓哉、白宮みずほ、藤本洸大・綱啓永
小関裕太
配給:松竹
©2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 ©藤もも/講談社