笑いに取り憑かれた男の衝撃の実話『笑いのカイブツ』の岡山天音演じるツチヤと菅田将暉が演じるピンクの出会いを収めた本編映像と場面写真が解禁された。

何をするにも不器用。人間関係も不得意なツチヤタカユキの生きがいは、“レジェンド”になるためテレビの大喜利番組にネタを投稿すること。毎日ネタを考え続けて、6年。お笑い劇場の作家見習いになるが、笑いだけを追求し、常識から逸脱した行動をとるツチヤは周囲から理解されずに淘汰されてしまう。諦め切れず、ラジオ番組にネタを投稿する“ハガキ職人”になると次第に尊敬する芸人から声が掛かるが─。原作は、Web連載で熱狂的に支持され、書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキ氏による同名私小説。主人公のツチヤを演じるのは岡山天音。さらに、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香らが集結する。

今回解禁された場面写真は、菅田演じるピンクが路上に佇み、ド派手なピンクの短髪、切れ長な細眉、ソリッドな横顔、タバコをふかす姿と、夜の街で生きるピンクのどことなくやさぐれた“治安悪い系”の雰囲気が印象的。人気ドラマから映画化された『ミステリと言う勿れ』や声の演技でもカメレオン俳優としての存在感を見せた『君たちはどう生きるか』など話題作での躍進に続き、新たなる菅田の魅力が溢れるカットとなっている。

『笑いのカイブツ』で菅田が演じるピンクは、伝説のハガキ職人・ツチヤタカユキ(岡山天音)と大阪で出会う重要なキャラクター。ハガキ職人として様々なテレビ・ラジオ番組にネタを投稿する傍ら、生きていくためにアルバイト活動をするツチヤは、人間関係不得意かつ社会に適合することが困難な性格のせいで、バイトを転々として街を放浪するような日々を送っている。そんな中、ある日ツチヤとピンクは大阪の夜の街で出会う。
ホストクラブのバイトで失敗し、店から追い出されたツチヤが深夜の街の路上で気力もお金も尽き果てて寝そべっているところで出会った二人は、全く異なる境遇ながらも不思議と意気投合。その後も、ピンクは笑いに猛進するツチヤのことを面白がり、気にかけてい──。解禁された本編映像では、そんな二人の貴重な出会いの場面が収められている。

2011年のドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」で高校の席が前後のクラスメイトの役柄として共演して以降、なんと8回もの共演歴があるという岡山と菅田。同世代の俳優として、映画・ドラマ界で様々な注目作で着実にキャリアを積み上げ、お互いに絶大な信頼関係を持っている二人の関係は、心の深い部分で繋がり合うツチヤとピンクの関係性とも重なる。

本編映像

『笑いのカイブツ』は2024年1月5日(金)よりテアトル新宿ほか全国で公開
監督:滝本憲吾
出演:岡山天音
片岡礼子、松本穂香
前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平
菅田将暉、仲野太賀
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
©2023「笑いのカイブツ」製作委員会