作戦は完璧に、捜査はジェントルに―チュ・ジフン主演映画『ジェントルマン』のタイトルバック映像が公開された。

映画『暗数殺人』、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』、『神と共に』シリーズをはじめ、ドラマ『智異山<チリサン> ~君へのシグナル~』、『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』、『キングダム』など映画とドラマ双方で活躍する俳優チュ・ジフンが主演を務める本作。“依頼された事件は100%解決する”が売り文句の興信所の社長チ・ヒョンス(チュ・ジフン)は、犬を捜しに依頼人と向かったペンションで、謎の男に襲われてしまい意識を失ってしまう。気がつくと誘拐事件の容疑者にされていた!途切れた記憶、消えた依頼人……なすすべもなく逮捕されたヒョンスだが、ひょんなことから検事と誤解されてしまう。消えた依頼人を捜すため、検事になりすまして捜査を始める事に…。“成功率100%”の探偵が、自らを窮地に陥れた悪者を手段を選ばず追っていく! 品位ある犯罪エンターテインメント作品が誕生した。

今回公開された映像は、本編冒頭に投影されるタイトルバック映像。“タイトルバック”とは、映像作品の冒頭・最後に、タイトルの題字・スタッフクレジットが入っている部分のことを指し、テーマソングなどに合わせて1シーンの映像を作り上げる。作品の世界観の説明、根幹を伝える演出技法となっている。

タイトルバック冒頭では、ラテンジャズ調のBGMに合わせてチュ・ジフンが登場。“依頼された事件は100%解決する”が売り文句の、興信所の社長チ・ヒョンスを演じており、黒いスーツをスマートに着こなし、夜の街を闊歩する姿を捉えている。

細い路地に入り煙草をふかしながら、金色の腕時計で時間を確認するなど、歓喜の声を叫びたくなるほどのクールな仕草を体現しており、怪しい人物から茶封筒を受け取り、内ポケットに忍ばせる…。チ・ヒョンスという人物の怪しい香りを放ちつつも、男性フェロモンダダ洩れ、挑発的でユーモラスな魅力が確認できる。最後には、水溜り越しにネオンの看板が映り、『젠틀맨』(『ジェントルマン』)というタイトルの文字が、水面に浮き出る演出も。ジェンティル過ぎる演出で締めくくり、音楽とチュ・ジフンの芝居のみで作品イメージが一発で分かる映像に仕上がっている。

少女誘拐事件の濡れ衣を晴らすために、検事になりすますことになったチ・ヒョンス。まるでスパイの様な生活を送る主人公を演じたチュ・ジフンが、意外な撮影秘話を明かす。「よりリアルに見せたいという思いから、全くメイクをせずに演じました。シーンによっては、日焼け止めは塗った日もありましたけど(笑)顔がツヤツヤの興信所の社長よりも、走り回って体を動かすサバイバル系の人物を表現したかったんです」と、茶目っ気溢れた意外な事実を明かしている。

タイトルバック映像

『ジェントルマン』は2024年2月9日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開
監督:キム・ギョンウォン
出演:チュ・ジフン、パク・ソンウン、チェ・ソンウン、カン・ホンソク、イ・ダル、パク・ヘウン
配給:クロックワークス
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