『映画 マイホームヒーロー』の完成披露イベントが2月5日(月)に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督が登壇した。
累計発行部数370万部突破し、「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて2017年より連載中の大ヒットコミック「マイホームヒーロー」が連続ドラマ化&映画化。今年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され昨日12月19日に最終回を迎えたドラマでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための【命がけの騙し合い】が繰り広げられた。毎週大ピンチが続くハラハラドキドキの展開に、視聴者からは次の放送を求める声が多数噴出し、SNS上では「マイホームヒーロー毎週ドキドキしながらみてる」「面白すぎる!いつも観ているこちらまでドキドキ」「気になって毎週毎週視聴するのがやめられない…。」と大きな話題となったドラマシリーズ。 映画は、ドラマから7年後を舞台に<完結編>が描かれる。主演・佐々木蔵之介をはじめ、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江、音尾琢真らが出演する。
ドラマの7年後を描く映画に、佐々木は「7年間1日たりとも安心した日はなかったと思う」と自身が演じた哲雄の心境を語り、「家族を愛するのを礎に演じてきました」と語った。娘役の齋藤は「いただいた本を素直に受け取り、素直に演じることに徹してやらせていただいて。哲雄さんとの関係性も、家族との関係性も私が素直に演じることでみなさんに7年経ったこととか、どんな空気感が家族に流れているかを感じてもらえると思った」と撮影を振り返った。
その齋藤演じる零花は、本作では警察官となって登場するが「娘が優秀になってよかった」と笑顔を見せた佐々木。演じた齋藤は「零花も真相をつかみたいという真っ直ぐ気持ちと、つかんでしまうとお父さんが「そっか…」という気持ちと、もどかしい中、感情の動きがせわしない中でいたので、家族とのシーンもどこか落ち着かないような」と複雑な気持ちで演じていたとことを明かした。また、齋藤の演技に「本当に大好きになっちゃった。本当にすごいの!とてもいいお芝居をしていて」という木村、佐々木も「僕は飛鳥ちゃんのシーンで泣いてた」と大絶賛し、これに齋藤は「うれしい!ハードル上げすきで大丈夫かな」と照れ笑いを浮かべ、さらに木村は「零花をよろしくお願いします」と観客にアピールした。
高橋は「7年間の日々もそうですし、哲雄と再会しての恭一の心境だったり、気持ちの持っていき方を考えました。何年後という芝居をするのが初めてだったので、楽しみながら撮影に臨んでいました」と振り返った。また、撮影では佐々木と宮世がホテルに泊まる日もあったというが「僕は日帰りだったんですけど、琉弥と一緒にサウナに入りに行ったのが楽しかった」と明かした。その際に佐々木は「2人で待ち合わせしてサウナに入っていくのを浴槽から目撃しました」と明かし、高橋は「実質3人で入りました」と笑った。
元々仲が良かったという高橋と宮世だが「趣味が一緒で会うようになって、お家に遊びに行かせていただくようになって」という高橋。その宮世は本作では「復讐するという目的だけでお芝居をさせていただいて、それ以外は何も考えずに」と振り返った。
犯罪組織のトップで“ラスボス”を演じる津田は「監督と衣装合わせで、クセを強くしてくださいというリクエストをいただいて。『いいんですか?』と。台本に書かれていないことも監督に提案させていただいて」と振り返った。津田演じる志野と対峙する佐々木は「怖いけど低音ボイスがセクシーだと感じていました」と語った。
前日の2月4日に誕生日を迎えた佐々木に、バースデーサプライズでケーキが登場。これには佐々木も「いやー、これどうしよう。ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべ、さらに登壇者と観客で「ハッピーバースデー」を歌うと佐々木は「生きててよかったです」と笑顔を見せた。
最後に佐々木は「クセ強の人たちがスクリーンで大暴れします。ちょっとやばいアクションシーンもあります。血も流します、汗も流します、涙も流します。誰が悪なのか、誰が正義なのか分からない。僕は娘と対決します。鳥栖家がとういう結末を迎えるのか、見届けてください」と本作をアピールした。
【写真・文/編集部】
『映画 マイホームヒーロー』は2024年3月8日(金)より全国で公開
監督:青山貴洋
出演:佐々木蔵之介
齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、板倉俊之(インパルス)
大東駿介、淵上泰史、西垣匠、金子隼也/立川談春、神野三鈴
音尾琢真/津田健次郎、木村多江
配給: ワーナー・ブラザース映画
©2024映画「マイホームヒーロー」製作委員会