『レディ加賀』公開記念舞台挨拶 小芝風花、タップダンスの振り入れに「本当に泣きそうになって…」

『レディ加賀』の公開記念舞台挨拶が2月10日（土）に新宿ピカデリーで行われ、小芝風花、森崎ウィン、眉村ちあき、雑賀俊朗監督が登壇した。

10年前に加賀温泉を盛り上げるために結成された旅館の女将たちによるプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得て企画された本作。主人公、樋口由香を演じるのは映画、ドラマなど幅広く活躍する今最も注目の女優・小芝風花。由香とともにタップダンスチームを結成し奮闘する新米女将たちに、松田るか、中村静香、八木アリサ、奈月セナ、小野木里奈、水島麻理奈、由香の同級生で加賀温泉のPRに尽力する加賀市職員に、青木瞭と旬の若手が並ぶほか、タップダンスイベントで町おこしを企画する天才観光プランナーに森崎ウィン、由香の母親であり老舗旅館「ひぐち」の女将でもある樋口晴美を檀れいが演じる。監督は雑賀俊朗。

初挑戦のタップダンスについて聞かれた小芝は、「家にベニア板と緩衝材などを用意して撮影の9か月前くらいから毎日練習していました。ラストのソロダンスシーンの振りを初めて教わったときに、本当に泣きそうになって、こんなに9か月も頑張ってきたけど“無理だー！”と頭を抱えてしまいましたが頑張りました」と話した。

森崎は役作りについて聞かれると「雑賀監督から『今回はウィンちゃん、暴れて欲しいんだ！』と言われて、なるほどと言いながらも探りながら役作りをしていきました」と話した。

小芝と森崎のお互いの撮影中について聞かれると「（森崎は）すごく楽しそうでした。いいなーって」という小芝に対し、森崎は「（ずっとタップで）大変そうだなー」と思っていたことを明かした。また、雑賀監督は「素晴らしい漫才コンビでした」と笑いを誘った。

今作の主題歌を担当した眉村は「作品を見てから作りましたが、そりゃあ小芝さんのダンスシーンが印象的で、その目つきがこれは人ではないな！と思ったことから着想を得て、人が人ではなくなっていく…」と話すと小芝は「どんな映画ですか（笑）」とつっこんだ。また、リクエストした監督は「まさかバケモンという曲名が来るとは思わなかった」と驚いたことを明かした。

【写真・文／編集部】

おすすめ記事

最近の記事

人気の記事