© 2024 Hayao Miyazaki, Studio Ghibli


ジブリパークの新エリア「魔女の谷」開園を記念した新CMが公開された。

ジブリパークは愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にある、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設。長く親しまれてきた公園の歴史や環境を大切にしながら5つのエリアが作られた。すでに開園しているのは「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」の4つのエリア。「ジブリの大倉庫」は、“ジブリ”にまつわる様々な展示が詰まった大空間の屋内施設。「青春の丘」には、『耳をすませば』に登場する「地球屋」などの建物があります。「どんどこ森」は『となりのトトロ』の世界が感じられ、「サツキとメイの家」の裏手の山を登ると、トトロを模した木製遊具「どんどこ堂」が待っている。「もののけの里」は隣接する「あいちサトラボ」と一体となった里山的風景が広がるエリア。体験学習施設「タタラ場」がある。

そして、3月16日(土)に開園する「魔女の谷」は、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風の街並みのあるエリアで、三方を谷に囲まれ、ジブリパーク最大の敷地面積を有する。『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」といった映画の世界をモチーフにした建物があり、レストランや新グッズなども充実。メリーゴーランドやフライングマシンなどの遊具も楽しめめる。中でも一際目立つのが、巨大な「ハウルの城」。大きな炉のある居間やハウルの寝室やバスルームなど、作品の世界に入り込めるこの城が、ついにジブリパークに登場する。

今回公開された15秒のCMで描かれるのは、「ハウルの城」に良く似た城が火を吹き、音を鳴らし、星がかがやく不思議な世界を歩いていく姿。絵コンテは宮﨑駿、演出・原画に、『ハウルの動く城』で作画監督を担当し、『君たちはどう生きるか』にもメインスタッフとしても携わった山下明彦、美術には同じく『君たちはどう生きるか』にも参加し、『ハウルの動く城』で美術監督を担当した吉田昇というスタッフ陣によって作られた。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「このCMは宮崎吾朗が父・宮﨑駿に依頼して、それにこたえたもの」とコメントしている。

CM動画は こちら

© Studio Ghibli

ジブリパークは予約制。チケットは「ジブリパーク大おおさんぽ券」 「ジブリパーク大おおさんぽ券プレミアム」 「ジブリパークさんぽ券」の3種類。詳細は 公式ホームページにて。