『ゴールド・ボーイ』のプレミアム上映会が2月20日(火)に都内で行われ、岡田将生、黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、北村一輝、金子修介監督、題字を担当した金澤翔子、主題歌を担当した倖田來未が登壇した。

それは完全犯罪のはずだった―。まさか少年たちに目撃されていたとは…。総再生数20億回(iQIYI JAPAN調べ)のアジア最高峰のドラマ原作を日本で映画化。殺人犯と少年たちの心理戦が幕を開ける。

イベントの冒頭では、本作の題字を担当した金澤翔子による揮毫パフォーマンスを実施。金澤が本作を観て、作品に対して感じた字として「愛」を披露した。そして、倖田來未が主題歌「Silence」を歌唱し、舞台挨拶は幕を開けた。

「いい緊張感の中で撮影して、完成したものを観た時に映っていたので安心しました」という岡田。一方で北村は「怖かったです、特に子供たち。出る前にトイレで会ったんですけど、怖くて逃げました」と笑いを誘った。その子供たちと岡田演じる東昇との熾烈な頭脳戦が見どころの本作だが、撮影現場では「クランクアップちょっと前まで話さなかった。距離を取ろうと思って。無駄に話すことはなくいい緊張感を」と振り返る岡田は「すごく嫌な年上な感じに見られてるんだろうなと思っていたんですけど(笑)」と笑いを誘った。

羽村は「距離を置いてくださっていたので役に没頭できた。いい緊張感もちゃんと映っていたのでありがたかったです」と笑顔を見せ、「(岡田について)最初はちょっと怖くて、逆にそれが緊張感をあ与えていたのかなと」と振り返る星乃だが、距離を取っていたことを聞いてからは「優しくておもしろい方なんだな」と明かし、岡田は「おもしろかった?(笑)」と笑いを誘った。また、前出は「3人は一緒にいることが多かったので、オフの関係性を撮影に活かせればと一生懸命話しかけていました」と語った。また、羽村は本作について「羽村仁成といったらこの映画という作品になったらいいなと思っています」と自信を見せた。

最後に岡田は「新しいチャレンジとしてこの役をやらせていただいて、新しい姿を見せれたと思っています。(子供たち)3人の才能が爆発しているので、ぜひこの映画を観てたくさんの方に広めていただけたらうれしいです」、黒木は「いろいろな目線で見れる映画です」、北村は「原作が素晴らしくて、台本を読んでショッキングで。子供に目線が行くように監督がうまくバランスを考えて、いい作品です」、松井は「何を信じたらいいのかというのを考えて見ると思うんですけど、あっと息をのむ瞬間が何度も繰り返しやってくると思います。ドキドキに身をゆだねて名いっぱい楽しんでいただければ」とアピール。

羽村は「緊張感が最初から最後までひりひりと伝わってくる映画です」、星乃は「沖縄の暑さにも台風にも負けずにがんばってきたので楽しんでください」、前出は「本当に岡田さんが美しく尊いんです。こんなに尊い将生さんと僕たち3人、迫力ある黒木さん、北村さん、松井さんの攻防をご覧ください」とメッセージを送り、岡田は「うれしい、ありがとう」と照れ笑いを浮かべた。

【写真・文/編集部】

『ゴールド・ボーイ』は2024年3月8日(金)より公開
監督:金子修介
出演:岡田将生、黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、北村一輝、江口洋介
配給:東京テアトル/チームジョイ
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