「鶴嶋乃愛 1stフォトエッセイ 微睡む花の様に」の発売記念イベントが3月9日（土）に都内で行われ、取材会に鶴嶋乃愛が登壇した。

モデル・女優・ファッションブランドプロデューサーなど多岐にわたる活躍で、ティーンを中心に絶大な支持を得ている鶴嶋乃愛が、2021年7月から2年以上にわたって書き綴ってきたTV Bros.WEBのエッセイ連載「微睡む花の様に」が1冊の本になった。連載開始時は20歳になったばかりだった鶴嶋乃愛が、“自分自身”という存在と向き合いながら、日々の中で感じたことを詩的な文章へと落とし込んだ28編のエッセイに加え、書き下ろしエッセイや、撮り下ろしフォトも掲載。打ち合わせから本人も参加し、文章に登場する言葉やイメージを具現化するべく撮影のシチュエーションや衣装などにもたくさんのこだわりを反映した鶴嶋乃愛の持つ世界観をより深く堪能できる写真が満載。女優やモデルとしての活動で見せる一面とはひと味違う、鶴嶋乃愛の新境地となる1冊となる。

自身の連載が1冊の本として出版されることに「連載させていただけたのも貴重な機会でした。筆が止まるときもあれば短時間で書き上げられるときもあったので、書いていく時間が濃い時間だったと感じて。毎月読み手がいてくださるありがたさを感じていました」と振り返った鶴嶋は「書き下ろしのエッセイもあるので合わせて読んでいただいて、自分の心に一番近い詩はどれだったのかを教えていただけたらうれしい」と語った。

撮り下ろしフォトにも注目だが、お気に入りカットを選んだ理由については「スタッフのみなさんに『似合うから着てほしい』と言われて急遽増えた1着」と明かし、自身でも「自分らしい衣装だなと。ヴィンテージのもので、お気に入りで。先行カットでファンの方に見せたときも好評でしたので、思い出深い1枚」と明かした。

連載を通して「吸収しているものがたくさんある。物事を例えるときの言葉の幅が広がった」と明かした。また、今後の文筆業についての挑戦は「もちろんです」と笑顔を見せた鶴嶋は「物語の中に入るのが幼い頃から好きなのもあるので、いつかは小説などにも挑戦してみたいと思っています」と意気込みを語った。

「やってみたい役としては、人間の生きることの儚さ、余命のある役に挑戦してみたい。人間はいつか死というものがある。そこをドラマティックに描いた作品に出演してみたい」と語った。

この日の衣装については「『微睡む花のように』でピンクの表紙が印象的だと思うので、さまざまなピンクのドレスを用意していただいた中でこちらを選ばせていただいた。妖精さんみたいで、今年私はフェザーを注目しいるんですけど、自分で持ってきた羽飾りをつけてみたのがポイントです」と語った。

ファンに向けては「みなさまの応援のおかげもあり、『微睡む花の様に』を出版させていただくことになりました。2年半以上の書き溜めたエッセイ、書き下ろしのエッセイもありますので、ティータイムのお供などにしていただけたうれしいです」とメッセージを送った。

【写真・文／編集部】

「鶴嶋乃愛 1stフォトエッセイ 微睡む花の様に」

発売日：2024年2月28日（水）
定価：2,500円