舞台『千と千尋の神隠し』が311日(月)に帝国劇場で開幕した。
2022年、宮﨑駿による不朽の名作『千と千尋の神隠し』を英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化。この舞台で、初演から主人公の千尋役を演じ続ける橋本環奈と上白石萌音に加え、新たにオーディションで同役を射止めた川栄李奈と福地桃子を加えた4 人の千尋によって、2024年3月の帝国劇場公演を皮切りに日本での全国ツアー、さらにはイギリス・ロンドンで初の海外公演として上演される(ロンドン公演はPWプロダクションズ共同製作)。
2024年の舞台『千と千尋の神隠し』全国ツアー・ロンドン公演(合計235回)は、帝国劇場での3月11日夜の部にて橋本環奈の千尋役で開幕を迎えた。そして12日夜の部で上白石萌音、13日夜の部で新キャスト・福地桃子がそれぞれ初日を迎える。また、川栄李奈は3月27日夜の部にて初日を迎える。
開幕となった11日の上演後には「本日帝国劇場に戻ってまいりました!」と笑顔の橋本は「皆さんの拍手を聞いてうれしいし、幕が上がってホッとしています」と安堵の表情を浮かべた。本作が2022年に初演の幕を開け、さらに現在上演されている帝国劇場は2025年に休館するが「この作品の素晴らしさをつないでみなさんにお届けできたら」と思いを伝えた。
そして橋本と同じく初演から千尋役を務める上白石は12日の自身の初日公演後に「キャストだけで78名、海外のスタッフも入れますと200名を超える大所帯となりました。素晴らしい、最高の尊敬と愛に満ちた大家族の一員になれて幸せに思っています」と笑顔を見せ、「人の力で前に進んでいく舞台です。大千秋楽まで一秒一秒を全員でつないで、心をそろえてお届けしていきたいと思います」と意気込みを語った。
【提供写真】
舞台『千と千尋の神隠し』
2024年3月11日(月)~30日(土)【東京】帝国劇場
2024年4月30日~8月24日(土)【ロンドン】ロンドン・コロシアム
2024年4月7日(日)~4月20日(土)【愛知】御園座
2024年4月27日(土)~5月19日(日)【福岡】博多座
2024年5月27日(月)~6月6日(木)【大阪】梅田芸術劇場メインホール
2024年6月15日(土)~6月20日(木)【北海道】札幌文化芸術劇場hitaru