「髙石あかりファースト写真集 幻灯」発売記念イベントが3月15日(金)に都内で行われ、取材会に髙石あかりが登壇した。

2023年は、映画「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」「わたしの幸せな結婚」やドラマ「わたしの一番最悪なともだち」などに出演し、第15回TAMA映画賞にて最優秀新進女優賞を獲得した女優・髙石あかりの初の写真集「髙石あかりファースト写真集幻灯」が2月16日(金)に発売された。撮影は台湾の台南・高雄エリアにて敢行。ページをめくるたびに違った髙石あかりを楽しめるということをコンセプトに、台湾らしくかき氷を食べている姿や夜市を楽しんでいる様子など、ナチュラルで可愛らしいカットはもちろん、砂漠が壮大に広がるロケーションや乱雑にパイプが設置された独特な雰囲気を持つ場所、さらに、夕景をバックに白いワンピース姿で海の中に入っていく撮影など、力強くも幻想的なカットにも挑戦。まさに一冊を通して髙石あかりのさまざまな表情を堪能できる写真集となっている。

待望のファースト写真集について「本当にすごい1冊ができたと思っています。今までにないファースト写真集なんじゃないかと思っていて」という髙石は「幻がテーマなんですけど、いろいろな表情を引き出してもらえた」と自信を見せた。タイトルの「幻灯」については「マネージャーさんとテーマは幻で考えていたんですけど、一切ブレずに、“幻”という言葉が出た瞬間にこれだと思ったので。一択でした(笑)」と明かした。

台湾の台南・高雄エリアで3泊4日で撮影された今回の写真集だが、初の海外ということで「本当に楽しかったです。行ってくださったみなさんとの思い出がたくさんあって、初めての夜市であったり、お金だったり、言葉とか。初めてが台湾でよかったと思ったのが人の優しさとか温かさがすごくて」と台湾を満喫した様子だった。撮影では食べ物の思い出も多いようで「夜市のチャーハンがすごいおいしかったです。ご飯全般がおいしかったです。朝、小籠包を食べることだったりとか。あとフルーツ、マンゴー、カキ氷とかいちご飴とかが甘いものがおいしかったです」と語った。

13パターンの衣装を着用しているという写真集だが、その中でもお気に入りカットについては「実質ラストカットのシーンだったんですけど、過酷で波もすごかったですし。波にのまれながら、でも必死に目はカメラのレンズを捉えたまま、泥まみれですし。構えていない、決めようとしていない、作ろうとしていない一瞬が撮れた幻のような写真なのですごく好きです」と気に入っている理由を語った。

さらに「父に送ったらものすごい喜んでくれて。Amazon版と通常版の表紙を送ったんですけど大喜びだったのでうれしかったです」と笑顔を見せ、さらに「友達が買ってくれていて。送ろうと思っていたんですけど『買ったよ』と、サイン入りを買ってくれていてありがたいなと思います」とうれしそうな表情を浮かべた。

今回、初の写真集を出したことで「私の中ではファースト写真集が芽吹くの一個。やっと届けることができてうれしいです。今年は応援してくださる方にうれしい報告ができる一年じゃないかと思います」とさらなる活躍をうかがわせた。

【写真・文/編集部】

「髙石あかりファースト写真集 幻灯」

発売日:2024年2月16日(金)
定価:3,300円