『インサイド・ヘッド2』の公開を記念して劇場公開される『私ときどきレッサーパンダ』の初日舞台挨拶が3月15日(金)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、佐竹桃華(メイ役)、Da-iCE(日本版エンドソング/4★TOWN役)が登壇した。
『インサイド・ヘッド2』の公開を記念して、これまで劇場未公開だったディズニー&ピクサーの名作3作品『私ときどきレッサーパンダ』、『あの夏のルカ』、『ソウルフル・ワールド』が3月15日(金)より2週間ごとに劇場公開される。『私ときどきレッサーパンダ』は、伝統を重んじる家庭に生まれ、母親の期待に応えようと頑張るティーンエイジャーの女の子・メイが、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩み込んだまま眠りについたメイが翌朝目を覚ますと...なんとレッサーパンダになってしまった!様々な人との関係を通してメイが見つけた本当の自分とは…。明日の自分をもっと好きになれる“じぶん解放”エンターテインメント。
日本版エンドソング「どんな君も」を担当するDa-iCEだが、工藤は「本当の自分を表現できない子たちみんなに当てはまる曲」といい、「時代に合う歌詞だと思っています」とコメント。そんなDa-iCEメンバーは劇中では声優にも挑戦しているが「歌のレコーディングとは違う」という工藤、大野は「緊張しました」と振り返りつつ、MCから「うまくできない場面は?」と聞かれると「どうだったんでしょうね」と返し、メンバーからは「うまくできたんだ(笑)」とツッコミが入り笑いを誘った。
また、自身が演じたメイに「自分の幼少期なのかなと共感できるところが多かった」という佐竹は「感情豊かなところと親の期待に応えようとするがんばっちゃうところは共感できた。がんばってたけど逆に苦しくなった時期もあったので、“分かるな、そういうことあったな”という気持ちでやっていたので演じるうえではやりやすかった」と明かした。
ピクサー作品について和田は「『ファインディング・ニモ』をとにかく見てました。実家の自分の部屋は1000ピースの煮物パズル飾ってあります」といい、工藤は「『バズ・ライトイヤー』が刺さっていて。もともとバズが好きだったんですけど、生まれた経緯を知ることもできますし、過去を変えたいとか、時間軸のお話が好きで。刺さるテーマでした」と語った。佐竹は「物心がつく前から親がディズニー作品を見せてくれていて、『モンスターズ・インク』は何回も見ましたし、『インサイド・ヘッド』は母と映画館に見に行ったんです。母にシーンの意味を聞いて大号泣した」と明かした。
そして、ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』の世界に色とりどりの6つの感情にちなんで、抽選箱から引いたボールの色い合わせて感情にまつわるエピソードを披露。“カナシミ”を引いた和田は「直近でお腹空いたなと定食を頼ませていただいたんです。割り箸を持ったんですけど何か違うんです。片方しか入ってないんです」というと、「そんなことある?」と驚きの声も上がった。“ヨロコビ”を引いた花村は、バイクが好きで「ハーレイの新作展示会に参加して、新作のバイクが4台並んでいたんです。めちゃくちゃうれしくて、みんな20分とか30分見て変えられると思うんですけど、1時間半いました」と笑顔を見せた。
また、“シンパイ”を引いた岩岡は、仕事で大阪に行った際に新幹線が遅延したことがあったといい「衣装を買うつもりだったんですけど、逆算して7時について買いに行こうと思ったんですけど8時くらいになると。お店は8時までだったんです。衣装が買えなくなったらやばい」と焦ったことがあったといい、結果的に閉店ギリギリに間に合ったというが「京都からずっとソワソワしていました」と明かした。
最後に和田は「どの世代の方にも共感できる部分がたくさんある作品だと思います」、花村は「めちゃくちゃ素晴らしい作品です。何度も見ていただけたら」、大野は「年齢問わずに楽しめる作品です」、岩岡は「映画館で大迫力を堪能してください」、工藤は「僕らの世代は懐かしいと思います。時代を超えるさう品だと思うので年齢問わず楽しんでいいただける」、佐竹は「この作品が誰かにとって前を向けたり、自分を好きになれたり、元気になれる特別なものになっていたらいいなという願いを込めて作りました。一人でも多くの方にこの作品が届けばいいなと思います」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『私ときどきレッサーパンダ』は3月15日(金)より全国で劇場公開
『あの夏のルカ』は3月29日(金)より全国で劇場公開
『ソウルフル・ワールド』は4月12日(金)より全国で劇場公開
『インサイド・ヘッド2』は8月1日(木)より全国で劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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