宮世琉弥×原菜乃華 W主演映画『恋わずらいのエリー』に小手伸也が出演していることが発表された。
原作は、2011年にデザート新人漫画大賞優秀賞でデビューした藤ももの初連載作である同名コミック。2015年より連載を開始し、2018年には第42回講談社漫画賞少女部門にノミネートされ、ティーンの心を鷲掴みにした傑作少女コミックが満を持しての映画化。表の顔は学校イチのさわやか王子だが、実は口の悪いウラオモテ男子のオミくんを宮世琉弥が、そんなオミくんを眺めながら、“恋わずらいのエリー”の名でSNS上で妄想をつぶやくのが日課の妄想大好き女子・エリーを原菜乃華が演じる。
今回、小手伸也が出演していることが発表された。3月15日の映画公開後より、エンドロールに記載される小手伸也の名前に、SNS上では「どこに出演していたの?」と驚きの声が多数寄せられていたが、ついにその役柄が明らかに。若手キャスト勢ぞろいの胸キュンラブストーリーにおいて、ベテラン俳優・小手伸也が演じたのは、まさかのフランス貴族・ミヒャエル様。なぜ学園もののラブストーリーにフランス貴族が登場するのかというと、実はミヒャエル様はオミくん(宮世琉弥)やエリー(原菜乃華)が通う学校のロビーに飾られている大きな肖像画に描かれた人物という設定。立派なマントを身にまとい杖や王冠とともに描かれていることから高貴な身分であることが予想され、また、その凛々しい表情からも只者ではない気品が感じられる。
現実の男子には興味が無いエリーの親友・紗羅(白宮みずほ)が一目惚れした相手でもあり、その想いのあまり紗羅はある出来事を起こしてしまうが…。肖像画の中のフランス貴族というかつてない役どころに挑戦した小手は、濃いメイクを施して撮影に参加。「肖像画に頑張って寄せたら、違和感が無さすぎて小手伸也だと分からない」という予想外なスタッフの感想に戸惑いを見せながら「思いのほか(自分が)“ルイ”顔」だったと、新たな発見に驚いた様子。監督からも「もっと高貴な感じで!」というあまり聞いたことのない演出が入る中撮影は進められ、見事なフランス貴族・ミヒャエル様が誕生した。直接の共演が叶わなかったW主演の宮世琉弥&原菜乃華へは「絵の中から見守っております」と応援メッセージも寄せている。
小手伸也 インタビュー映像
『恋わずらいのエリー』は公開中
監督:三木康一郎
出演:宮世琉弥、原菜乃華
西村拓哉、白宮みずほ、藤本洸大・綱啓永
小関裕太
配給:松竹
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