スペインの鬼才アルベルト・バスケス監督最新作『ユニコーン・ウォーズ』の予告編、アザービジュアルが解禁された。
『サイコノータス 忘れられたこどもたち』のバスケス監督の長編2作目にして最新作の『ユニコーン・ウォーズ』。アルベルト・バスケス監督が生み出す、不気味さと可愛さを兼ね備えた作風が溢れ出ている本作は、『地獄の黙示録』x『バンビ』x『聖書』という企画コンセプトに、テディベアとユニコーンの最後の聖戦を、血しぶき、内臓、ドラッグ、BL、テディベアの下半身など“アブナイ表現”をたっぷり混ぜ込んで作り上げた、“究極の反戦アニメーション”。企画・制作期間に6年を要し250人以上の精鋭スタッフが、50体ものキャラクターと1,500もの背景によって作り上げた、2Dと3Dアニメーションが融合し、音楽を巧みに駆使して、シチュエーションやキャラクターとシンクロしながら、一貫性を保つ芸術的な作品に仕上げた。家族関係、宗教、環境、悪の起源、そして権力を支配する意味を語りながら、“分断がもたらす争い”がいかに無意味であるかを説く大人のためのダーク・ファンタジー作品。
今回、予告編、チラシ(2種類)が解禁された。アルベルト・バスケス監督が「狂信的な考えがどのように戦争拡大に影響するかを描きたかった」と語っている通り、テディベアたちは見た目の可愛らしさに反して、次々と想像を超えた行動をとっていく。清き者たちは、信念の果てに-、何を見失ったのか?また、本作では、テディベアとユニコーンとの闘いで描かれる集団に起こる<分断>だけでなく、テディベアたちの生い立ちをも描くことで家族内での不和や不寛容という身近な<分断>も描いている。愛ゆえの憎しみが、無駄な分断を生みだす世界。平和な神の楽園はどこにあるのか―。
予告編
『ユニコーン・ウォーズ』は2024年5月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて先行公開、5月31日(金)よりT・ジョイPRINCE品川ほか全国で順次公開
監督:アルベルト・バスケス
配給:リスキット
©2022 Unicorn Wars