JO1 川西拓実×桜田ひより『バジーノイズ』の4人のキャラクターの性格タイプが明かされ、併せて場面写真が解禁された。

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で連載され、登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM(デスクトップミュージック)を題材に誌面を飛び越えてくるかのような独特な音楽表現とタイムリーなテーマ性でSNSを中心に熱い支持と共感を集めた「バジーノイズ」を実写映画化。主演を務めるのは、グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実。映画初主演の川西は、人とかかわる事を必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄を演じる。もう一人の主演は、風間太樹監督とは「silent」に続き2回目のタッグとなる桜田ひより。自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じる。

今回、本作のメガホンをとった風間監督が性格診断テスト「16Personalities」を、川西拓実が演じた清澄、桜田ひよりが演じた潮、井之脇海が演じた航太郎、栁俊太郎演じた陸のキャラクター4人分で行い、それぞれのキャラクターの性格タイプが明らかになった。

マンションの管理人の仕事をしながら、ひとりで音楽を奏でる清澄(川西拓実)は「論理学者(INTP)」という診断に。自分の思考と向き合う時間を求めるタイプでありながら、その独創性と創作力から、周りからの注目を浴びることもあるというINTP。まさに、ひとりで音楽を楽しんでいた清澄が、潮と出会うことで世界が広がっていく『バジーノイズ』の世界と重なり合う。

そんな清澄の世界を広げることになる他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田ひより)は、「エンターテイナー(ESFP)」。一旦何かにワクワクすると夢中になり、他の皆ともその感覚を共有したいと思いはじめ、人々を巻き込んでいくのがものすごく得意、というエンターテイナーの分析通り、SNSで清澄をバズらせるだけではなく、幼馴染の航太郎を清澄と引き合わせます。今回解禁された写真でも音楽に載って海で踊る、そんな“エンターテイナー”な一面をみせる。

潮に“巻き込まれた” 航太郎(井之脇海)は「主人公(ENFJ)」という結果に。理想主義でありながら思いやりがあり、そして友人や周りの人たちに良い影響をもたらすよう努力するタイプの「主人公」。会社の仕事にやりがいを見出せない航太郎は、潮に巻き込まれたのにも関わらず、AZURのために奔走することになり、自分の信念の元行動していく姿が多くの人を惹きつける。

そして、清澄の音楽に惹き込まれともにAZURとして活動していく陸(栁俊太郎)は「討論者(ENTP)」タイプ。頭の回転が速く、大胆な気質の持ち主で、迷わず現状に異議を唱えるタイプという分析通り、自分が所属していた「マザーズデイ」の方向性に疑問を持ちメンバーとぶつかるシーンも。頭を動かし、野心的に考えることが好きな討論者タイプの陸と清澄が音楽を通して共鳴していく。

それぞれが異なる性格タイプでありながらも、清澄の音楽から混ざり合っていく4人。メガホンをとった風間監督も、「バンドを組んで仲間と生きていくのも素晴らしいし、一人でいることを選んでもいい。どちらの良さも消さない物語を、繊細に作り上げることが今の世代に響く」と考え、ひとりひとりのキャラクターを大事にしています。自分だったら、どうAZURに関わるタイプなのか?ぜひキャラクターひとりひとりの想いと、重ね合わせながら、映画を楽しんでいただきたい。

『バジーノイズ』は2024年5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督:風間太樹
出演:川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎
 円井わん、奥野瑛太、天野はな、駒井蓮、櫻井海音、馬場園梓/佐津川愛美、テイ龍進
配給:ギャガ
©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会