ボートに青春をかけた高校生たちを描く心ふるえる傑作青春小説を劇場アニメ化した『がんばっていきまっしょい』がアヌシー国際アニメーション映画祭2024で上映されることが決定した。
原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子)。自然豊かな愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎを瑞々しく描く物語は、1998年に田中麗奈主演で実写映画化されロングランヒットを遂げ、2005年にも鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化された。劇場アニメーションとして新たに誕生した本作では、主人公・村上悦子役の雨宮天をはじめ、ボートに青春を捧げる部員たち演じる伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美という豪華な声優陣が揃う。監督を櫻木優平、脚本を大知慶一郎、キャラクターデザインうぃ西田亜沙子が担当する。
今回、本作が世界最大規模のアニメーション映画祭として知られる「アヌシー国際アニメーション映画祭2024」にて、新たに創設された「アヌシー・プレゼンツ部門」で上映されることが決定した。フランス南東部の都市アヌシーで6月9日~6月15日[現地時間]に開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭2024。
本作が上映される「アヌシー・プレゼンツ部門」は、世界のアニメーション作品の多様性と豊かさを紹介するために今年初めて創設された非コンペ部門。世界の意欲的なアニメーションをあらゆる観客と共有するという目的の下、日本からは他にも『劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星』『サンドランド』が上映される。櫻木監督は2019年の『あした世界が終わるとしても』での長編部門公式コンペティションノミネートに続き、2作品目の上映となる。本作の上映日など詳細は後日発表される。
『がんばっていきまっしょい』は2024年10月25日(金)より全国で公開
監督:櫻木優平
声の出演:雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美
配給:松竹
©がんばっていきまっしょい製作委員会