ジェダイの黄金期を描く『スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:ミッドナイト・ホライズン』の上下巻が4月25日(木)に発売された。

これまでに『スター・ウォーズ アソーカ』をはじめとするヤングアダルト向け小説が、ファンからの熱い支持で3タイトル刊行されているが、なかでも人気なのが、エピソード1の200年前を舞台にしたジェダイの黄金期を描く「ハイ・リパブリック」シリーズ。今後の映像作品をより深く理解し、楽しむために必読の作品群として注目が集まっている。

そんな「ハイ・リパブリック」から待望の第3弾小説『ミッドナイト・ホライズン』が4月25日に発売された。若き主人公リース・サイラスの冒険を描く3部作の完結編で、今回も10代のキャラクターたちならではの等身大の悩みや試練、マスターたちの苦悩や決断が描かれる。著者はコミック・シリーズ「Star Wars The High Republic Adventures」の作家でもあるダニエル・ホセ・オールダーで、コミックのような軽快なテンポとドラマチックな展開が楽しめる。表紙は実力派絵師5ヘルス氏による日本オリジナルのアートワークとなっており、すでに海外ファンからは「セレブレーションで日本に行ったら絶対手に入れたい!」という声もあがるほど、アイテムとしての注目度も上昇中だ。

壮絶な敗北がつづいたものの、銀河共和国はいよいよ邪悪なナイヒルの略奪者たちを追い詰め、ついにトンネルの先に光明が射したかのようにみえた。しかし、銀河の中心部に位置する工業惑星コレリアにナイヒルによると思われる襲撃の報が入ることで事態は一変する。

調査に派遣されたのは、ジェダイ・マスターのコーマック・ヴァイタスとカンタム・サイ、そしてパダワンのリース・サイラスとラム・ジョマラム— ――彼らは数か月にわたって、命の危険にさらされながら、これまでそれぞれの戦いをくぐりぬけてきた。コレリアで、リースとラムは、友人がナイヒル襲撃の犠牲になったという外交官警護のスペシャリスト、クラッシュという少女の協力を得て、マスターたちが外交的な解決手段を追求する一方、コレリアのエリート社会に潜入する。しかし、銀河的なポップスターを巻き込んだクラッシュの作戦は、彼らが予想するよりも、はるかに危険なものとなっていく! ジェダイたちを絶望の淵に突きおとす、ナイヒルの衝撃的な計画とはいったい―。

『スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:ミッドナイト・ホライズン 上』
『スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:ミッドナイト・ホライズン 下』
著者:ダニエル・ホセ・オールダー
訳者:稲村広香
仕様:四六判/ソフトカバー/上巻 312ページ・下巻 264ページ
定価:各1,540円(税込)
発売日:2024年4月25日
ISBN:978-4-05-205839-4(上巻)・978-4-05-205840-0(下巻)
発行所:株式会社 Gakken
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