実在した“最強の呪術師”安倍晴明 若き日の晴明の秘密に迫る『陰陽師0』のメイキング写真が解禁され、撮影エピソードが到着した。

夢枕獏の小説「陰陽師」は、平安時代に実在した《最強の呪術師》安倍晴明の活躍を描いた大ベストセラーシリーズ。1988年に刊行され、35年たった現在でも定期的に新刊が発売されており、シリーズ累計発行部数は680万部を超え、アジア・ヨーロッパなど世界でも人気を集めるなど、長きにわたり世界中を賑わす大人気コンテンツ。“陰陽師”というコンテンツはTVドラマ、アニメ、舞台、歌舞伎、ゲームなど多種多様に扱われてきたが、本作では安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリーとして描く。

今回、約14年振りにどっぷりと共演した山﨑と染谷のメイキング写真と撮影エピソードが到着した。撮影前から佐藤監督を交えたワークショップや乗馬の練習をはじめ、約3か月の撮影期間を共に過ごした山﨑と染谷の2人。晴明が水龍を召喚するシーンなどVFXが駆使されたシーンの撮影では、場面を想像しながらも実際は何もない空間で演技しなければいけない、役者にとっては苦労を強いられる部分でもあるが、山﨑と染谷は晴明と博雅について徹底的に話し合い、試行錯誤を繰り返しながら、支え合い共に乗り切ったという。

お互いの関係性について山﨑は「染谷君は大先輩ですけど、本当に居心地よく、優しくて。お兄ちゃんのような感じで優しく寄り添ってくれて、楽しかったです。今回、がっつり一緒にやれたので、すごく仲が深まったなと思います」と語り、着実に信頼関係を築いている。山﨑をデビュー当初から知る染谷も、「自分は晴明を理解して、賢人君も博雅という役柄を、お互いがお互いの役柄を理解し合っていく時間をものすごく作ってくれたので、それはとても素敵な時間でした」と撮影を振り返る。

今回到着したメイキング写真からも、佐藤監督と談笑する姿など2人のリラックスした空気感が感じられる。
陰陽師になることに興味がなく、友人もいない晴明にとって、唯一の理解者である博雅。はじめは反発しながらも、段々とお互いを支え合う存在へと変化していくエモーショナルな人間模様にも注目だ。

『陰陽師0』は公開中
脚本・監督:佐藤嗣麻子
出演:山﨑賢人、染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼/北村一輝、小林薫
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2024映画「陰陽師0」製作委員会