あるた梨沙による同名漫画を原作とした映画『明日を綴る写真館』の佐野晶哉によるドラム演奏シーンの場面写真とメイキング写真が解禁された。
国民的お茶の間俳優・平泉成が60年の俳優人生&80歳にして満を持しての初主演を務める本作は、Aぇ! groupの佐野晶哉と紡ぐ、2人の物語。60年のキャリアを誇り、公開直前に80歳を迎える平泉成が満を持して初主演を飾る本作では、自身の趣味である写真撮影ともリンクするカメラマン役として、さびれた写真館を営む鮫島を演じる。一方、先日CDデビューが発表された注目グループ・Aぇ! groupのメンバーであり、俳優としての活躍も期待される佐野晶哉が、本作のストーリーの主軸を担う、平泉演じる鮫島に弟子入りを志願する気鋭の若手カメラマン・太一を演じる。
明日5月15日(水)にAぇ! groupの一員としてCDデビューを飾る佐野晶哉。本作で佐野が演じたのは、フォトコンテストで三年連続グランプリを受賞し、各所からのオファーも止まない気鋭のカメラマン・太一。しかし、一枚の写真をきっかけに、さびれた写真館を営むカメラマン・鮫島(平泉成)に弟子入りする。ともに働き、鮫島の写真家としての想いや、鮫島写真館で訪れる人々の“想い残し”に触れるうちに、自分自身にも長い間抱えている“想い残し”があることに気づいていく。
そんな太一が、母・冴絵(黒木瞳)の勤める結婚式場でドラムを演奏するシーンがある。実はこのシーン、台本にはなく、秋山純監督から撮影1週間前に提案された演出だった。細かい指示やセリフはなく、佐野も「練習は何もしなかったです。ドラムがすごく上手だったら五十嵐太一としておかしいだろうと思って、練習ゼロで行きました。太一はドラムを触るのが久しぶりだろうと思い、それぐらいの軽い感じでいきました」とアドリブに近い形で撮影されたと明かす。
そんなドラム演奏と演技に応えるように平泉のアドリブ演技も飛び出し、そのシーンは最高潮のムードの中、撮影された。平泉は「佐野君は伸びやか。ダンスも音楽も、芝居もできる。その先にまだ何があるのかわかりませんけど、素晴らしいものを沢山もっている」と58歳年下の俳優・佐野晶哉に大絶賛の言葉を贈っている。
Aぇ! groupのライブでも、メンバーやファンとの一体感やグルーブ感が「最高だ!」と語る佐野。このシーンの撮影もそのライブでの高揚感に近い感覚だったという。撮影現場の楽しさが存分に伝わってくる佐野の笑顔弾けるショットとなっている。
『明日を綴る写真館』は2024年6月7日(金)より全国で公開
企画・監督・プロデュース:秋山純
出演:平泉成
佐野晶哉(Aぇ! group)
嘉島陸、咲貴、田中洸希、吉田玲、林田岬優
佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和
黒木瞳/市毛良枝
配給:アスミック・エース
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