孤独な少女と子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語―『ブルー きみは大丈夫』の吹替声優陣が発表され、併せてキャラクターポスターが公開された。

子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊ん空想の友達(イマジナリーフレンド)、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら…。『クワイエット・プレイス』シリーズなどのジョン・クラシンスキーが贈る最新作は、そんな独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。ライアン・レイノルズとケイリー・フレミングが主演を務め、スティーヴ・カレル、マット・デイモンやエミリー・ブラントをはじめ豪華な俳優陣が、声優として集結する。

想像力豊かな子供だけが見える“空想の友達”のもふもふブルーの声に宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が演じることが発表され大きな話題を呼んだ本作。今回、新たなメインキャストの吹替声優が発表された。ライアン・レイノルズが演じる大人だけどブルーのことが見えるビーの隣人カル役を加瀬康之、監督・脚本も務めるジョン・クラシンスキーが演じるビーのパパ役を浪川大輔、フィオナ・ショウ演じるビーの祖母役を高島雅羅が吹替を担当することが決定。加瀬は『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(09)から始まり、「デッドプール」シリーズ、『フリー・ガイ』(21)の人気作から、直近の出演作Netflix映画『アダム&アダム』(22)まで数多くの作品でライアンの声を担当する、ライアン作品に不可欠な存在。ビーのパパ役を務める浪川は、実はブルーの声を担当する宮田が“師匠”と仰ぐ人物であり、『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』(20)で声優初挑戦だった宮田にレッスンをしたという特別な絆が二人には存在する。

併せて、総勢19体の“空想の友達”を捉えたキャラポスターが一挙公開された。個性豊かな仲間たちの全貌が明らかとなった。ポスタービジュアルに大きく据えられた“IF”とは、子供にしか見えない不思議な存在である“空想の友達”を表している。大きなもふもふの姿をしたブルーをはじめ、SNS発表企画では明かされなかった、猫の顔にタコの体を持つ<オクト・キャット>、宇宙服を着た重力を感じさせない<スペースマン>、テディベアのおじいちゃん<ルイス>、手触りのよさそうなピンク色の体を持つワニの<アリー>、なみなみと注がれた水がこぼれてしまっている透明グラスの姿をした<アイス>、白い布をまとう頭上に大ぶりの王冠を乗せて浮遊する<アンドロメダス3世>が登場。子供たちのイマジネーションが詰め込まれて生まれた“空想の友達”は、本作をどのように彩るのか。

“空想の友達”の吹替声優にも豪華なメンバーが集結しており、すでに発表されている諏訪部順一<美術教師>、神谷浩史<スーパードッグ>、島﨑信長<マジシャン・マウス>、下野紘<スライムボール>、大塚明夫<コスモ>、早見沙織<ガミー・ベア>、津田健次郎<ロボット>、森川智之<バナナ>、本名陽子<石けんバブル>、園崎未恵<ユニ>、平田広明<サニー>、三森すずこ<ブロッサム>に加えて、新たに甲斐田裕子<オクト・キャット>、小山力也<スペースマン>、麦人<ルイス>、高乃麗<アリー>、桐本拓哉<アイス>、上田燿司<アンドロメダス3世>がブルーとビーの冒険をさらに盛り上げる。

加瀬康之(大人だけどブルーのことが見えるビーの隣人カル)コメント

今回カル役を担当しました、加瀬康之です。
カルの軽快なリズムの口調。
厳しさと優しさを大切にしました。
しかし...相変わらずのセリフ量w
頑張りました。

カルはユーモア溢れる頼れる隣人。
少女ビーやブルー(空想の友達)と一緒にどんな問題に立ち向かうのか。
子供から大人まで楽しめるハートフルな映画です。
是非、友達や家族と映画館で感動を味わってください。

浪川大輔(ビーのパパ)コメント

(ブルーとビーの物語は)心の奥にものすごく響きました!キュッと胸が締めつけられるシーンもあり、夢と希望を持たせてくれる。愉快なキャラクターたちと繰り広げられる展開はいつまでもワクワクさせてくれます。
ちなみに、私、お父さん役でございます。他にも…見つけて欲しい気持ちです!沢山の楽しいを与えてくれる本作、是非、劇場に足を運んでくださいませ。
そして個人的な話になりますが、ブルー役の宮田くんと念願の初共演!前々から願っていたことなので夢が叶いました!

三森すずこ(ダンスが得意な“空想の友達”<ブロッサム>)コメント

私が吹き替えを担当するブロッサムはバレリーナの空想の友達で、ブルーや仲間たちをいつも温かく見守り支える、お姉さんのような存在です。
空想の友達が題材の本作ですが、幼い頃、私自身もバレリーナの空想の友達がいて、いつも絵でその子のことを描いていたんです。
すっかり忘れていたのですが、本作のあるシーンで一気に記憶が蘇り、涙が止まりませんでした。もしかしたら、ブロッサムだったのかも…!?
皆さんも忘れていた子供の頃の記憶が蘇るかもしれません。
たくさんの方に観ていただきたい、温かい気持ちになれる作品に出会えて嬉しいです。

『ブルー きみは大丈夫』は2024年6月14日(金)より公開
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ、ジョン・クラシンスキー
声の出演:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr
配給:東和ピクチャーズ
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