『ブルー きみは大丈夫』の『ブルー きみは大丈夫』もふもふブルー吹替版完成記念イベントが5月20日(月)に都内で行われ、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、稲垣来泉が登壇した。

子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊ん空想の友達(イマジナリーフレンド)、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら…。『クワイエット・プレイス』シリーズなどのジョン・クラシンスキーが贈る最新作は、そんな独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。ライアン・レイノルズとケイリー・フレミングが主演を務め、スティーヴ・カレル、マット・デイモンやエミリー・ブラントをはじめ豪華な俳優陣が、声優として集結する。また、日本語吹替版のもふもふブルーの声を宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が務める。

冒頭では「もふ、もふもふ、もふ」と覗きながら登場した宮田は、本作での吹き替え挑戦について「吹き替えというお仕事をやってみたかった、挑戦してみたかったひとつだったのでうれしい気持ちでした」と振り返り、「どういう声なんだろうなというところを探りながら自分で作れるブルーに向き合っていった」と役作りについて語った。稲垣は吹き替え声優について「一つの目標として掲げていた」といい、本作には「わくわく、もふもふしながらアフレコに挑みました」と笑顔を見せ、演じる上では「同年代の女の子の声をやらせていただいて。原音に寄せたほうがいいのかなと思った」と考えたというが、既に収録されていた別のキャラクターの声を聞いた上で「自分らしくやってみてもいいのかなと気づいて、そこからさらに楽しくアフレコすることができました」と明かした。

2人で同時にアフレコを行ったこともあるといい、稲垣について「掛け合いをしてみて、『本当にビーだな』という声で。少女だけど大人っぽい。僕よりも大人っぽい」と印象を語った宮田。一方で稲垣は「すごいお元気な方で。アフレコ室に入ったら一気に場が明るくなってすごいと思いました」と明かした。

また、演じたブルーについては「まんま僕だなと思います。ずっと楽しくいたいという僕もそうなので共通点かなと思いました」という宮田。稲垣は「子供は早く大人になりたいというのが描かれている。私はブルーの方が似ていて、私も楽しみたい、自由でいたい」と共感していた。

本作にちなんで“最近もふもふしたこと”を聞かれると「ビーのお父さんの声を担当されている浪川大輔さんに、4年前くらいに声優のお仕事を初めてやる時にレッスンをしてもらった」という宮田は、「目標の一つとして浪川さんと同じ作品に出る」ということがあったという。今回、同じ作品に出演したことで「一つ目標が達成されたと思って、浪川さんに連絡して。『もっと共演できるようにがんばります』と送ったら、『僕もまだまだがんばると』と。そのやり取りが師弟関係で、師匠と弟子みたいな感じで。お互いがんばろうとなっているのがもふもふしました」と明かした。さらに「師匠、僕大きくなりました!みたいな気持ちなって(笑)ひとつ達成されたたなと思って、心がもふっとしました」と笑顔を見せた。

また、ブルーの存在にちなんで“大切な存在”については、「Kis-My-Ft2というグループで活動してるのでメンバー」と答えた宮田は「僕は基本的にずっと笑ってるじゃないですか。メンバーは疲れてるなとか、同じ笑顔でも些細な違いでいろんな感情に気づいてくれる。ここまで理解してくれているのばメンバーだけかもなと思う瞬間bがあるので、大切な存在はキスマイですね」といい、メンバーに本作を見てもらうために「ムビチケ渡しますね」と笑いを誘った。

最後に稲垣は「『大丈夫だよ』と挑戦することの大切さや、1人じゃないと前向きになれる作品です。小さいお子様はイフたちにもふもふされて、大人の方はビーの前半と後半の気持ちの変化や、ビーとお父さんとの掛け合いを見て感動していただけと思います」、宮田は「幅広い世代の方が見て、いろんな感想を持つと思う。ご家族で見に行ったり、お友達同士、恋人同士で行って感想を話してくれたらいいなと思う。共通して、きっとみんな優しい気持ちになれます」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『ブルー きみは大丈夫』は2024年6月14日(金)より公開
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ、ジョン・クラシンスキー
声の出演:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr
配給:東和ピクチャーズ
©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.