『怪盗グルーのミニオン超変身』の“超吹替”新キャスト&“超宣伝”アンバサダー就任お披露目イベントが5月28日(火)に都内で行われ、山田杏奈、ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)が登壇した。

2022年に世界中で社会現象を巻き起こし、累計約10億ドル(約1,543億円/5月16日現在のレート)の興行収入を記録、国内では2022年度興行ランキング洋画アニメNO.1に輝いた『ミニオンズ フィーバー』。あれから2年、今年の夏、世界最高興行収入を誇るアニメーション・シリーズ『怪盗グルー』の最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』がスクリーンに登場する。

「まだ緊張が続いています」という山田は、アフレコでは「探りながらやらせていただいた。『私、グルーと話してる』というのは思いましたし、楽しかったです」と笑顔を見せた。山田が演じるポピーについては「悪党を夢見る少女というところで、“ワル”な部分がありつつ大人っぽくて愛らしい」と紹介し、「私も、学生時代は今より尖ってたね、大人になったねと言われることがあるので、10代のどこか破天荒な部分があったのかなと思います」と笑い、「すべてに対して負けず嫌いでしたし、“もっとこうしたらよくなるのに”とかいろんなことを考えていました」と振り返った。

アフレコに臨むにあたっては「初めてのことで分からなかったので、家でボイスメモにしゃべって録音して、映像を見ながら再生してみて」と練習したという山田は「もうちょっと抑揚をつけてみたほうがいいのかなとか、いろんなパターンを想定して現場に行って、監督に『どうしたらいいですか?』と一から教えていただきました」と明かした。さらに「声の抑揚でお芝居を表現しなければいけない部分は難しさがあるし、でも楽しい部分がたくさんある」と語った。また、大ヒットしている本シリーズの魅力について、山田は「グルーがワルなんですけど、家族との絆が描かれているのがバランスがすごくいいなと思って、毎作品感動します」と語った。

イベントには、“超宣伝”アンバサダーを務めるハナコの3人も登壇。「(シリーズ1作目の)『月泥棒』は僕らのデビューと同じくらい」という秋山は、最新作の宣伝を担う立場に「うれしい」と喜んだ。一方で、菊田は「怪盗グルーのほうが売れてる」と自身が本作の宣伝アンバサダーを務めることに不安があることを吐露し、笑いを誘った。岡部は「楽しみで楽しみで仕方がない」と興奮気味の様子だった。

ミニオンがスーパーパワーを手に入れることにちなんで、自身がパワーを手に入れるとしたら「ちょうどいい小話ができるパワー」が欲しいと答えた山田は「美容室で髪を切ってもらうときとかに、ちょっと楽しくなって笑ってもらえるパワーを手に入れたい」とコメントすると、ハナコの3人も共感していた様子だった。

また、新しいミニオンも登場する本作だが、好きなミニオンについては「デイブが好きなのでみんなの変身が見れるのが楽しかった」と話す山田。岡部は「空を飛ぶのが気になる。どんな感じで活躍するのか」、菊田は「オットーが好きでした。人間味が溢れる子だなと思って」といい、秋山は「変身するのが楽しみ。グッズが飛ぶように売れる」と笑いを誘った。

さらに、作品にちなんで“何に変身したいか”を聞かれると「ネファリオ博士の顔ファン」と答えた秋山、岡部は「アグネスのようになりたい」、菊田は「大喜利面白芸人」とそれぞれ本シリーズにちなんだ絵を描いて回答。3人が絵を描いたことを知って、急遽絵を描いたという山田は「去年から乗馬の練習を始めて。悠々と走っている姿を見ると馬っていいなと思って」と馬の絵を披露し、回答した。

最後に山田は「ずっと大好きな『怪盗グルー』シリーズに声優として参加させていただきうれしかったです。絶対に面白いですし、いろんな人に楽しんでもらえる夏の思い出になる映画です」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『怪盗グルーのミニオン超変身』は2024年7月19日(金)より全国で公開
配給:東宝東和
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