『ブルー きみは大丈夫』のジャパンプレミア舞台挨拶が6月1日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ケイリー・フレミング、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、稲垣来泉が登壇した。

子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊ん空想の友達(イマジナリーフレンド)、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら…。『クワイエット・プレイス』シリーズなどのジョン・クラシンスキーが贈る最新作は、そんな独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。ライアン・レイノルズとケイリー・フレミングが主演を務め、スティーヴ・カレル、マット・デイモンやエミリー・ブラントをはじめ豪華な俳優陣が、声優として集結する。

レッドカーペットイベントに続いて劇場内で行われた舞台挨拶では、会場を埋め尽くす観客の大きな拍手で迎えられて、3人とブルーがステージに登場した。ケイリーから「2人にプレゼント持ってきました」とサプライズが告げられ、宮田と稲垣にブルーのぬいぐるみが贈呈されると、稲垣は「とても嬉しいです!ありがとうございます」とお礼し、宮田はブルーにぬいぐるみを取られそうになり、取り返そうとする可愛らしいやり取りを挟みながらも、「すっごく嬉しいです」と大喜びで受け取った。

ブルーの吹替キャストを務めケイリー演じるビーやたくさんの“空想の友達”と冒険を繰り広げた宮田は「こんな奴がいたらいいな、がブルー。触ってみたいとか、演じるにあたって、ブルーなりに色んなことを考えていて、一生懸命なのが自分と重なる瞬間がありました。関われてよかったです。演じることができて幸せだなと思いました」と本作の物語を振り返り、ビーに声を吹き込んだ稲垣はケイリーについて、「すべての表情が魅力的で。とても表情豊かで、ケイリーの表情にあわせて吹き替えることができました」とケイリーに伝えた。

本作ではビーを助ける隣人カルを演じるライアン・レイノルズをはじめ、声のキャストにスティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェルといった超豪華ハリウッド俳優が集結することでも話題になったが、彼らと挑んだ撮影をケイリーは「ジョンもライアンも2人とも最高で。ジョンはこれ以上ないくらいの映画監督。ライアンはユーモアがあって、大きなハートの持ち主で優しいんです。この作品で関わる事ができて本当によかったです」とケイリーにとっても特別な1本となった本作への想いを明かした。

すでに全米で初登場NO.1スタートを迎え、国内でもすでに本作を鑑賞した人々から『鳥肌というものを感じるくらい感動』『優しくてあたたかい世界観に心がもふもふ』『私も友達もぼろ泣き。隣の子もぼろ泣き』と感動の声が寄せられSNS上を賑わしているが、稲垣は「私も観た方と同じ気持ちになれて嬉しかったです。初めて吹替をさせていただいた作品で、感動したと言っていただけて嬉しいです」と笑顔を見せ、宮田は映画を観て泣いたという投稿を見て「おれも~!って思いました。(完成した作品を)観て泣きました」と観客と同じ気持ちでいることを告白。喜びを伝えあう2人を笑顔で見守っていたケイリーは「お二人の演技、素晴らしかったです」と温かな言葉を贈った。

本作のオススメポイントを稲垣は「受け取るものが人それぞれだと思うので、ぜひ観て感動していただけたら嬉しいなって思います」と語り、宮田は「観る人によって感想が違うと思うんですが、子供が観ても、大人が観ても、それぞれ感動ポイントがあると思います。なのでお友達だったり、ぜひいろんな方を誘って観ていただきたいです」と日本公開を待つファンたちに語り掛け、最後にケイリーは日本のファンに向けて「今日は来てくださってありがとうございます。この作品を愛していただけたら嬉しいです」とメッセージを贈り、もふもふブルーのもとに集い、希望と感動を描く本作を演じ上げた3人とブルーの特別な夜は、温かな笑顔に包まれて幕を閉じた。

【提供写真、オフィシャルレポート】

『ブルー きみは大丈夫』は2024年6月14日(金)より公開
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ、ジョン・クラシンスキー
声の出演:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr
配給:東和ピクチャーズ
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