新垣結衣×早瀬憩 W主演映画『違国日記』が上海国際映画祭をはじめ、海外の映画祭での上映が決定した。

人見知りな小説家の高代槙生と、その姪・田汲朝の対照的な2人の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマ。原作は、「さんかく窓の外側は夜」など多くの人気作を生み出したヤマシタトモコの同名漫画。主人公・高代槙生を演じるのは新垣結衣。新垣とW主演で田汲朝を演じるのはオーディションで選ばれた新人・早瀬憩。さらに槙生の友人・醍醐奈々役には夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役には小宮山莉渚が扮する。メガホンをとるのは瀬田なつき。

韓国、台湾でも原作「違国日記」は人気を集めており、アジア最大級の規模を誇る映画祭である第26回上海国際映画祭(6月14日~23日開催/中国)のパノラマ部門への出品が決定した。また、第26回台北映画祭(6月21日~7月6日開催/台湾)ではNippon Cinema Now部門で本作の上映が決定。上海国際映画祭のプログラマー徐昊辰は、本作について「瀬田監督は『言葉』より『動き』で表現することが非常に鋭い。わかり合えない世界のその先に、美しく、愛おしい世界が見えてくる」とコメント。

同じく韓国・台湾・タイでは劇場公開も決定し、早くも海外の注目を集めている。また、海外映画祭での上映が決定したことに対して、瀬田なつき監督は「『違国日記』が、異国に!とても嬉しいです。キャスト、スタッフと丁寧に作り上げた大切なこの映画が、海を越えて、違う国の映画館で上映される。すごくワクワクします。ひとりでも多くの人に届くといいなと思います」とコメントした。

『違国日記』は2024年6月7日(金)より全国で公開
脚本・監督:瀬田なつき
出演:新垣結衣、早瀬憩
夏帆、小宮山莉渚、中村優子、伊礼姫奈、滝澤エリカ
染谷将太、銀粉蝶、瀬戸康史
配給:東京テアトル、ショウゲート
©2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会