「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 1周年アニバーサリー イベント」が6月10日(月)に行われ、小野賢章、山本美月、ハリー杉山が登壇した。

2023年にオープンしたワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、6月16日(日)に1周年を迎える。この1周年を記念して、6月16日(日)から7月15日(月)までの1か月間にわたって「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 1周年アニバーサリー」が開催される。

今回行われたイベントでは、ホグワーツ城の大広間に、総勢200人のファンと山本美月、ハリーの声優・小野賢章、ハリー杉山がゲストとして登場した。

スタジオツアー東京のオープニングセレモニーにも参加した小野だが「ガチガチに緊張した」と振り返り、その際に来日していたドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンが「控室で話しかけてくださったんです。『やあ、ハリー。ようやく会えたね』と言ってもらえてすごくうれしくて」と明かしつつ、「通訳の方がいらっしゃったんですけど、僕に話しかけにきてくれた時だけいらっしゃらなくて。伝えたいことがいっぱいあったのに何も英語が出てこなくて。『あ、あ…』と言ってたら察したのか『またな、ポッター』と言って、こんなに英語がしゃべれないことを悔やんだ日はないくらい」と語った。

一方で、「原作の小説が大好きで発売日に読み切る」という山本は「当時小学生だったので、なんでホグワーツに入学できないんだろうと悔しかったです」と明かした。その山本は今回初めてスタジオツアー東京に参加したといい、「すごく楽しかったです。セットを近くで見るのはとても興奮しました」と笑顔を見せた。

1周年ということで、この1年間の出来事を聞かれると「子どもが最近1歳になったので1周年のお祝いをしました」と話す山本は「1日1日変わりますし、1歳になってからも変化があって」と笑顔を見せた。小野は「スタジオツアー東京に就職して1年が経ちました」と笑い、山本に「お子さんには成長したら『ハリー・ポッター』を見せる予定は?」というと「もちろんです、教科書です」と笑顔で返した。

また、小野は「第1作から20年以上経つんですけど、いまだに『ハリー・ポッター』関連のお仕事をさせていただけるのは光栄ですし、これからもスタジオツアー東京が『ハリー・ポッター』の聖地として、歴史を刻んでいっていただけたらいいなと思います」と語った。

さらに、会場に集まったファンとともに“インセンディオ”を唱え、キャンドルに火を灯し、イベントを盛り上げた。最後には、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場するシーンをイメージして、全員で帽子を投げてお祝いした。

【写真・文/編集部】