ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』のUSプレミアが6月10日[現地時間]にアメリカ・ロサンゼルスで行われ、併せてピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるピート・ドクター、本作の監督を務めたケルシー・マン、そして本作のプロデューサーを務めたマーク・ニールセンら制作陣の来日が決定した。
イマジネーションあふれるユニークな“もしもの世界”で魅了するピクサーが、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした物語を描き、第88回アカデミー賞®長編アニメーション賞を受賞した感動作『インサイド・ヘッド』の続編『インサイド・ヘッド2』。どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台に、少女ライリーの頭の中で、彼女の幸せを子供の頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの5つの感情たちの前に、ライリーが思春期を迎えたことで、4つの大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる―。きっとあなたの人生の宝物になる、大人が泣けるピクサーの新たな名作が誕生する。
カラフルでユニークな感情たちの世界を舞台に、明るくて優しい女の子・ライリーの頭の中で子供の頃から彼女の幸せを見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリら感情たちの奮闘の物語を描き、アカデミー賞®長編アニメーション賞を受賞した前作『インサイド・ヘッド』の公開から9年。これまで様々な名作を生み出してきたピクサーが新たに贈り出すのは、大人になると増えていく感情をテーマに成長して新たな壁に直面するライリーの物語を描いた“大人が泣ける”感動作だ。
全世界を感動に包んだ前作でのプロモーション以来、9年ぶりの来日が決定したピート・ドクターは「アメリカでは、アニメーションは子供のものだと思われていることが多いですが、日本では違っていて、あらゆる世代に受け入れられています。もちろん子供たちも作品を見るだろうけど、私たちは子供に向けてだけじゃなく、大人も楽しめるように映画を作っています」と日本のファンに向けた熱いメッセージを寄せている。
『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マン監督は「大きなスクリーンで、映画館で公開されるのがとても楽しみです。ライリーが成長し、彼女の世界は大きく広がっています。皆さんに観てもらえるのが待ちきれないです!」と、『カールじいさんの空飛ぶ家』や『インサイド・ヘッド』、『トイ・ストーリー4』など様々なピクサーの名作に携わり本作ではプロデューサーを務めるマーク・ニールセンは5年ぶりの来日について「日本の皆様がこの映画を観に来てくれることを願うばかりです。もし『インサイド・ヘッド』を気に入ったのなら、この映画もきっと気に入ってくれると信じています」と、日本での公開を心待ちにする気持ちを明かしている。
また、全米公開を目前に控えた6月11日[日本時間]/6月10日[現地時間]に、アメリカ・ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにてUSプレミアが開催された。これまでも様々な大ヒット作品を生み出してきたピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター、本作で初の長編作品の監督を務めたケルシー・マン、ピクサーから数多くの大ヒット作を世に送り出してきたプロデューサーのマーク・ニールセンら制作陣に加え、いつでもライリーの幸せを願うヨロコビを演じるエイミー・ポーラー、熱い闘争心の持ち主で一度キレたら誰にも止められないイカリを演じるルイス・ブラック、キライなものやダサイものは断固NGで毒舌な一面もあるムカムカを演じるライザ・ラピラ、いつも怯えているが迫りくる危険には素早く反応するビビリを演じるトニー・ヘイル、そして本作から新たに登場した<大人の感情>の1人であり、最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイを演じるマヤ・ホークらキャスト陣が集結した。
北米の各サイトで2024年に北米で公開される作品の中で最高のオープニング興行収入になると予想されており、実現すればピクサー・アニメーションスタジオにとっても2019年に公開された『トイ・ストーリー4』以来最高のオープニング記録になることが期待されている本作。ヨロコビ、カナシミ、イカリも会場に駆け付け、公開を待ち望む大勢のファンは大盛り上がりを見せた。
アカデミー賞®長編アニメーション賞を受賞し世界中を感動の涙とあたたかいメッセージで包み込んだ前作に引き続き、本作の舞台もどんな人の中にも広がる“感情たちの世界”。本作の主人公・ライリーは友達とホッケーが大好きで、ちょっぴりお調子者な一面もある明るくて優しい女の子。頭の中で彼女を子供の頃から見守る感情たち、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、そんなライリーが幸せに暮らせるよう日々奮闘していた。しかし、ある日、高校入学を控えたライリーに大きな転機が訪れ、彼女の頭の中で“謎の警報”が鳴り響く。
9年ぶりに描かれるライリーと感情たちの物語について、前作で原案・脚本・監督を務めたピート・ドクターは「誰にとっても不安と闘っている瞬間がたくさんあります。僕も経験したことだし、みんなも経験することだと思います。『インサイド・ヘッド2』では、それをとても、楽しく意外な方法で描くことができました」と大絶賛。そんな本作から新たに登場する<大人の感情>のリーダー的存在のシンパイを演じる女優マヤ・ホークは、シンパイと同じオレンジ色の花の刺繍があしらわれた綺麗なドレスを身にまとい会場に登場。
自身が演じたシンパイについて「私たちはみんな“シンパイ”を抱えているから、私たちはみんなこのキャラクターに共感できます。だから私が声優を担当できることはとてもクールなことで、世界で一番ラッキーな人だと思いました」と、出演が決まった時の喜びの気持ちとともに明かした。ケルシー・マン監督は「欠点が“あるにもかかわらず”ではなく、欠点が“あるから”自分を愛してほしいと語る映画を制作したいと思いました。そのメッセージを、僕は世界に向けて伝えたいのです」と、感情の嵐に振り回されるライリーに思わず自分を重ねて共感する本作に込めた思いを語った。プロデューサーを務めたマーク・ニールセンは「『インサイド・ヘッド2』ではライリーの世界を広げ、新しい感情が登場しているけど、とても楽しくて面白いです。とても感動的で、心温まる物語になっています」と、本作の魅力を明かした。会場には、ヨロコビを演じるエイミー・ポーラー、イカリを演じるルイス・ブラック、ムカムカを演じるライザ・ラピラ、ビビリを演じるトニー・ヘイルも登壇。世界中が期待するピクサーの新たな“大人が泣ける”名作の誕生を盛り上げるにふさわしい、大盛況のプレミアとなった。
『インサイド・ヘッド2』は2024年8月1日(木)より全国で公開
監督:ケルシー・マン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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