『ブルー きみは大丈夫』の公開記念舞台挨拶が6月15日(土)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、稲垣来泉、加瀬康之、浪川大輔、三森すずこが登壇した。
子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊ん空想の友達(イマジナリーフレンド)、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら…。『クワイエット・プレイス』シリーズなどのジョン・クラシンスキーが贈る最新作は、そんな独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。ライアン・レイノルズとケイリー・フレミングが主演を務め、スティーヴ・カレル、マット・デイモンやエミリー・ブラントをはじめ豪華な俳優陣が、声優として集結する。
宮田のキャラクターがブルーに近いという声も上がっているという本作だが、観客からは「そっくり!」という声も上がり、ステージ上のブルーを見ながら「みんなにはこんな風に見ているんだよ」と笑いを誘う浪川は「体型じゃなくてね。雰囲気が似ていますよ」と共感していた。宮田は「自分で見ていても“俺っぽいな”と。俺っぽいリアクションをしているなと我ながらブルーを見て思った。僕のイマジナリーフレンドでしたか?と思うくらい」と笑顔を見せた。
そんな宮田のブルーっぽいところを聞かれた稲垣は「コーヒーとクロワッサンがお好きそうですよね?」と質問すると宮田は「正解!食べてるものが一緒なので、たぶん僕もブルーです」と笑った。また、「表情が似ていると思いました(笑)」という三森に、宮田は「僕も大体口が開いているので(笑)」と笑いを誘った。
今回、自身が“師匠”と呼ぶ浪川と同じステージに立った宮田は「4年前に声のお仕事をさせていただくときに、師匠からたくさんレッスンを受けまして。大きくなりました!」というと、「複雑なんですよ、今日。ドキドキした」という浪川は「収録前からやり取りはしていたんですけど、ディレクターさんに『何卒宮田くんをよろしくお願いします!』と言って」といい、「本当に素晴らしかったです。自然とやっていて。吹替のレッスンはそんなにしていなかったから」と称賛し、宮田は「浪川さんと同じ作品に出るというのが目標の一つだったので、この作品で目標が一つ達成された」と喜ぶ宮田。浪川は「そうやって言っていただけるのがうれしいです。今日はバーターで呼ばれたと思うので」と笑いを誘った。
本作のサブタイトルにちなんで、“きみは大丈夫”と背中を押された経験を聞かれると、やりたかった役のオーディションに落ちてしまって悔しくて家で泣いていたんですけど、母が『大丈夫だよ』と背中を押してくれて、次のオーディションの時には虹が見えて、母が勇気づけてくれるような曲を送ってくれました」とエピソードを披露した。
「アイドルをやりつつアニメがずっと大好きで。アニメが好きだと言っていた時に、事務所の方に『きみはそれで大丈夫?』はよく言われていました」といい、「あの頃の自分に言ってやりたいです。『きみは大丈夫だよ』と」と話すと会場は笑いに包まれた。
また、「この夏からアメリカに移住することになりまして」という三森は「悩んでいるときにマネージャーさんに話をしたら『行きなよ、大丈夫だよ』と言っていただけたので心が軽くなった」と明かした。
イベントの終盤では、本作のジョン・クラシンスキー監督の直筆額装色紙が宮田と稲垣にサプライズでプレゼントされた。「え、やば!」と驚く宮田、稲垣も飛び跳ねて喜んでいた。この色紙について宮田は「どこに飾ろうかな。フィギュアを飾る棚があって、そこの一番いいところに飾ろうかなと思います」と笑顔を見せ、稲垣は「目立たせたいのでリビングに飾ろうかなと思います」と語った。
最後に浪川は「宮田くんがブルーをやるのを個人的にも嬉しく思っています」と改めて伝え、稲垣は「ヒントをもらえる作品でもあると思っていて、ビーの前半と後半での気持ちの変化に感動して、一人一人のIFたちにも思い出があって過去がって、そういうのも作品の中で見れるので、また見たに行きたいとと思ってもらえる作品だと思うので、何度もも見ていただきたいです」、宮田は「いろんなキャラクターの視点で見ると、いろんな楽しみ方ができる作品だと思っているので、何度でも楽しめる作品だと思います」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『ブルー きみは大丈夫』は2024年6月14日(金)より公開
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ、ジョン・クラシンスキー
声の出演:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr
配給:東和ピクチャーズ
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