『百円の恋』を中国でリメイクした『YOLO 百元の恋』の場面写真とキャラクター画像が解禁された。

2014年に公開され、主演の安藤サクラが日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、国内外あわせて通算21冠の映画賞を獲得し、異例のロングランヒットとなった『百円の恋』。その『百円の恋』を中国で国民的人気を博すコメディアン兼俳優のジャー・リンが監督・主演を務め『热辣滚烫』としてリメイクした本作は、2024年2月10日に公開され、春節期(旧正月=2月10~18日)のNo.1ヒット作となり、中国でリメイクされた日本映画の最高興行収入記録を大幅に更新。最終興収は約35億元(約730億円)を超え、アメリカを含む世界累計興行収入は約740億円を超える大ヒットを記録した。

今回、場面写真8点と併せて、笑って泣けて元気になれるエンパワームービーを作り上げるキャラクター4人を紹介。

無職で実家に引きこもる筋金入りの怠け者
主人公・ローイン

ジャー・リン演じる主人公のドゥ・ローインは、無職で実家に引きこもる筋金入りの怠け者、32歳。実家に出戻ってきた妹との大喧嘩をきっかけに実家を出ることになり、人生初の一人暮らしに挑戦!偶然出会ったボクサーのハオ・クンに一目惚れし、彼がトレーナーを務めるボクシングジムに通いはじめるが、彼はローインの前から姿を消してしまい…。人間関係も恋も仕事も上手くいかず、全てを失ってしまった彼女は、「一度は勝ってみたい」とボクシング大会への出場を決意。超過酷なトレーニングに挑んでいくローインの行き着く先とは…。

人付き合いがちょっと苦手で奥手なボクサー
ハオ・クン

中国でも色々な作品に引っ張りだこな売れっ子のライ・チァインが演じるのは、ローインが恋心を抱くハオ・クン。人付き合いがちょっと苦手で奥手なボクサー。トレーナーを務めるボクシングジムから顧客獲得を求められ、仕方なくローインを口説いてジムに誘う。一緒にトレーニングを重ねるうちに恋仲を深めていくが…。

娘を連れて実家に出戻ってきた気の強いローインの妹
ローダン

ジャー・リンの前監督作でスーパー大ヒットとなった映画「こんにちは、私のお母さん」(2021)で主演を務め、一躍その名を知らしめたチャン・シャオフェイが演じるのは、娘を連れて実家に出戻ってきたローインの妹・ローダン(張暁飛)。家業のスーパーを手伝いつつ、何年も家に引きこもって怠けているローインを見かねてあれこれと口を出してしまい、言い合いから大喧嘩に発展。ボクシングに打ち込む姉・ローインの変化に思うところもあり…。

ローインのいとこで正社員を目指すテレビ局のディレクター研修生
ドゥドゥ

子役から活躍し、中国でも高い人気を博すヤン・ズーが演じるのはローインのいとこで、テレビ局のディレクター研修生。社員になるためにローインに担当番組への出演をオファーし、ローインの仕事を見つけようと奮闘するが…。

『YOLO 百元の恋』は2024年7月5日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開
監督・主演:ジャー・リン
出演:ジャー・リン、ライ・チァイン
配給:東映ビデオ
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