ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン『憐れみの3章』の本予告映像、本ビジュアルが解禁された。
第80回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、第96回アカデミー賞®ではエマ・ストーンが主演女優賞を受賞のほか合計4部門受賞を果たした『哀れなるものたち』に続き、ヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンがタッグが組む最新作『憐れみの3章』。『哀れなるものたち』で壮麗で芸術的な唯一無二の世界を監督と共に作り上げたエマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結し、さらにジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーといった実力者が勢ぞろいした。共同脚本に『ロブスター』(15)、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(17)のエフティミス・フィリップとの最強タッグが復活。ランティモス監督ならではのユーモラスでありながらも時に不穏で予想不可能な、独創的世界を描き出す。
今回、謎に満ちた本作の世界観をさらに紐解く本予告映像が解禁された。本作では、3つの物語の中で、同じキャストがそれぞれ異なるキャラクターを演じている。スポーツカーを走らせ、「見つかった」と笑顔のエマ・ストーンから始まる本映像では、病室で遺体を目の前に、何かを始めようとするハンター・シェイファーや、ウィレム・デフォーとホン・チャウの行う怪しげな儀式にストーンやプレモンスが参加している場面、続いて「俺たちに危険が迫ってる」というプレモンスのセリフとともに、どこか不穏さを感じさせる映像がフラッシュカットで映し出されていく。
本作はそれぞれ独立した物語から構成されているが、“愛”や“支配”といった共通のテーマが存在し、それらがランティモス監督のただならぬ独創性によって大胆不敵に描き出されている。3つの物語の中でストーンはシンプルなスーツスタイルで儀式を見守る姿や、ゴージャスなミニワンピースを身に着ける妖艶な姿を見せ、プレモンスは、ある場面ではデフォーへ愛を告げ、別の場面ではストーンに警官のこん棒で殴られるなど、それぞれに異なる姿を見せている。果たして彼らはどのようなキャラクターで本作の物語を描き出すのか。俳優陣の見事な演じ分けにも注目だ。映像の最後には、ドライブを楽しんでいる…犬たちの姿も?いまだ謎多き映像の数々に、ますます期待の高まる映像となっている。
本予告映像
『憐れみの3章』は2024年9月27日(金)より全国で公開
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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