「ジブリパークとジブリ展」東京会場が6月28日(金)に開幕するのに先駆けて、プレス内覧会が行われた。
スタジオジブリが制作する映画を⾶び出し、「宮崎吾朗⽒の頭の中のジブリを具現化」した公園施設「ジブリパーク」は、宮崎吾朗が構想段階から制作全体を指揮。そして、宮崎のこれまでの仕事と作品を振り返るとともに、宮崎を中心にジブリパークがどのように生み出されたのか、その舞台裏を紹介する展覧会「ジブリパークとジブリ展」が現在全国巡回中。そして6月28日に東京会場が開幕する。
本展では宮崎吾朗監督によるジブリパークの制作過程と誕生の舞台裏を、貴重な制作資料や試作品とともに紹介する。さらに東京会場では、『魔女の谷』のメリーゴーランドが初登場する。このメリーゴーランドの展示では写真撮影を行うことも可能だ。他にも「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」といった宮崎吾朗監督のこれまで手がけた建築物が完成するまでの裏側も公開される。
また、立体展示でもジブリパークを体感することができる。ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で開催中の企画展示「ジブリのなりきり名場面展」から映画『千と千尋の神隠し』の名シーンを再現し、カオナシの横に座り主人公の千尋になった気分を味わえる。ジブリの大倉庫にある「にせの館⻑室」の展覧会特別バージョンでは仕事に没頭する『千と千尋の神隠し』の湯婆婆を見ることができる。この他、映画『となりのトトロ』でおなじみのネコバスも登場する。
宮崎吾朗監督の映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』を多くのイメージボードや背景美術等で紹介。三鷹の森ジブリ美術館で行われ、宮崎吾朗監督が企画・監修を担当した企画展示「アーヤと魔女展」も登場する。細部に至るまで丁寧に描かれた1枚1枚から、温度やリアリティが感じられるアニメーション映画の制作過程を知ることができる。
【写真・文/編集部】
「ジブリパークとジブリ展」東京会場
日程:2024年6月28日(金)~9月23日(月・祝)9:30~20:00(最終入場19:00)
※6月28日(金)は15:00開館、9月23日(月・祝)は12:30最終入場/14:00閉館
会場:東京・天王洲寺田倉庫「B&C HALL/E HALL」
チケット:
【通常チケット】大人 1,900円、中・高校生 1,600円、小学生 1,200円(税込)
【特典付きチケット】大人 2,900円、中・高校生 2,600円、小学生 2,200円(税込)
※日時指定予約制
公式サイト: こちら
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