脱力系殺し屋女子コンビ「ベイビー」シリーズ待望の最新作『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が7月12日からアメリカ・ニューヨークで開催される第23回ニューヨーク・アジアン映画祭に出品されることが決定し、最も優れたアクション映画に送られる「ダニエル・A・クラフト賞」を受賞することが発表された。

超低予算映画でありながら、日本映画界に“殺し屋”ジャンルを確立させ、ガールズアクションに革新をもたらした奇跡の傑作『ベイビーわるきゅーれ』。プロの女子高生殺し屋だったちさととまひろは、続く第2弾『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』で殺し屋業界にその名を轟かす伝説のコンビとなり、そして待望の最新作『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』では“史上最強の敵”と激突する―。

今回、本作が7月12日からアメリカ・ニューヨークで開催される第23回ニューヨーク・アジアン映画祭に出品されることが決定し、最も優れたアクション映画に送られる「ダニエル・A・クラフト賞」を受賞することが発表された。なお、同賞はこれまでに香港映画『イップマン 最終章』や韓国映画『悪女/AKUJO』などが受賞しており、日本映画の受賞は初となる。本作『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は7月27日[現地時間]に同映画祭でワールドプレミア上映される。

2002年に創設されたニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)は、北米を代表するアジア映画の祭典で、日本、韓国、中国、タイ、フィリピンといったアジア圏約60か国以上にのぼる国々の作品が出品されている。毎年夏に2週間にわたって開催されるNYAFFは、90本以上の映画とライブイベントで構成され、15,000人以上の熱心な映画ファン、ポップカルチャー愛好家、業界やメディア関係者など、多様な観客が来場している。アメリカで最も権威のある映画専門誌「フィルム・コメント」を発行するリンカーン・センター映画祭と共同で開催されている。映画祭のラインナップは、アクション大作、コメディ、アートハウス作品、挑発的なドキュメンタリーまで、あらゆるジャンルを網羅している。また、回顧上映、大物アーティストへの特別賛辞、ガラ上映、名作映画のセレクション上映、ワールドプレミア、インターナショナルプレミア、北米プレミア、ニューヨークプレミアなど、幅広いラインナップを取り揃えている。

ニューヨーク・アジアン映画祭のディレクターを務めるサミュエル・ジャミエは、受賞理由について「初めて『ベイビーわるきゅーれ』を観たとき、ニューヨーク・アジア映画祭で上映しなければならないと思いました。阪元裕吾監督とアクション界の巨匠・園村健介は、自分たちが実質的に発明した殺し屋コメディというジャンルを、さらに倍加させました。このフランチャイズ最新章は、アドレナリン全開のスリル満点で、息をのみ、ゲラゲラ笑い、そして汗を握ること間違いなしだ」と本作を大絶賛している。

『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は2024年9月27日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督・脚本:阪元裕吾
出演:髙石あかり、伊澤彩織
水石亜飛夢、中井友望、飛永翼(ラバーガール)
大谷主水、かいばしら、カルマ、Mr.バニー
前田敦子
池松壮亮
配給:渋谷プロダクション
©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会