人類の英知で地球が生んだ最強モンスター“巨大竜巻”の脅威に挑む『ツイスターズ』の日本語吹替版キャストが発表され、併せて日本語吹替版本予告映像が解禁された。
アメリカ・オクラホマ州で地球が生んだ、最強モンスター巨大竜巻〈ツイスターズ〉が群れをなして発生。気象学の天才、竜巻チェイサーら知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが無謀ともいえる危険な“竜巻破壊計画”で立ち向っていく―。竜巻チェイサー・タイラーを演じるのが、青年期のブラッド・ピットの活躍を彷彿させることから“ネクストブラピ”と言われ、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のグレン・パウエル。
今回、本作の日本語吹替版キャストが発表された。気象学の天才・ケイト役を小芝風花、竜巻チェイサー・タイラー役を津田健次郎が務めることが決定し、さらにケイトの学生時代の友人で竜巻リサーチ会社CEOのハビや、タイラー率いる竜巻チェイサーの仲間など、巨大竜巻に立ち向かう個性豊かなキャラクターたちの声優陣も発表された。
巨大竜巻に立ち向かう寄せ集めチームのひとりで、竜巻にトラウマを抱えながらも、友人からの依頼で竜巻破壊計画に協力することになる気象学の天才・ケイトを演じるのは、映画やドラマなどの話題作をはじめ、バラエティー番組やテレビCMなどマルチに活躍し存在感を放つ大人気女優の小芝風花。『くるみ割り人形と秘密の王国』(18)以来、海外映画の吹替は二度目となる小芝は「自分のお芝居の感覚とは違うので、すごく難しくて。アフレコ経験のある役者さんに、『出ている役者の芝居に徹底する。自分を消すことが一番大事』というアドバイスを頂いたので、なるべく目で見て耳で聞いて、吐息なども意識して演じました」と、真摯に吹替に挑んだことを明かした。
自身が演じるケイトについて、「みんなを救うために巨大竜巻に立ち向かう、ヒーローのような存在なんです。覚悟を決めた時の表情が勇ましいだけではなくて、過去のトラウマを持ち合わせていながらそれでも巨大竜巻に挑む姿が、より勇敢に感じられる女性です」と魅力を語った。
そして、幼少期に目の当たりにした竜巻に魅了され、以来竜巻を追いかけ衝撃的な映像を届けることに命を燃やす竜巻チェイサー・タイラーを演じるのは「呪術廻戦」の七海建人や「ゴールデンカムイ」の尾形百之助など数々の大ヒットアニメで人気キャラクターを演じるほか、ドラマ『最愛』(TBS系)、『グレイトギフト』(テレビ朝日系)など俳優としても輝かしい活躍をみせる津田健次郎。これまで多くのキャラクターの声優を務めてきた津田だが、“竜巻チェイサー”のキャラクターは自身にとっても初となる。
津田は「ただ無茶するだけではなく、竜巻の知識も持ち合わせながら、そこに果敢にチャレンジしていくアツい男です。“いい人”というわけではないのですが、根はすごく明るくて“いいやつ”なので、そういった彼の持つバランスがうまい具合に魅力的に伝わるといいなと思って意識しました」と、タイラーの魅力が伝わるように意識したポイントを告白。さらに劇中で描かれるタイラーの活躍に虜になったそうで、「何よりも楽しそうで、竜巻と戦う恐怖心も当然ある中、自分が望んでやっていることを一筋に貫くところが魅力的でした。自分ももっとお芝居を一生懸命頑張ろうという思いにさせてくれました」と影響を受けたことを明かした。
聡明で生真面目なケイトと、お調子者だけど頼れるタイラーという正反対な性格の二人は、最初こそ対立するも“巨大竜巻を倒す”という同じ使命をもって行動するうちに竜巻を破壊することへの希望を見出し、チームを組んで協力。最大限竜巻へと近づき、最新のガジェットを駆使した無謀な竜巻破壊計画で最強モンスターへと挑んでいく。果たして彼らは人類の英知を結集して<巨大竜巻>を倒すことができるのか!?
そして本作では炎を纏った竜巻や、双子の竜巻、闇夜に忍び寄る竜巻など、地球が生んだ最強モンスターが群れを成して襲来するが、二人はアフレコ時からそんな数々の巨大竜巻の猛威に圧倒されたようで、小芝は「大迫力でした!富士山よりも大きな竜巻が群れになって襲い掛かってきて…すごい迫力にワクワクしました。特に双子竜巻がすごかったです!そもそも竜巻って一つですごく迫力があるのに、それが二つもあって。モンスター級の竜巻がたくさん出てくるので、映画館の大スクリーンで観ないともったいないと思います!」と、印象に残った竜巻とその威力を力説。津田も「炎を纏った竜巻には圧倒されましたね。車や建物までものすごい力で破壊していくので、それはそれは凄まじい竜巻でした。竜巻との戦いがベースではありつつ、人間同士のつながりに大きなドラマもあって、非常にエンターテインメント性のある作品になっています」と竜巻はもちろん、それだけではない本作の見所を語った。
さらに、ケイトやタイラーと共に巨大竜巻へと立ち向かう魅力的なキャラクターたちの声優陣も発表された。ケイトの学生時代の友人であり、現在は竜巻リサーチ会社のCEOとして竜巻の研究に励んでいるハビ役を、「ハイキュー!!」の及川徹など人気アニメはもちろん、「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカーなど吹替でも幅広く活躍するベテラン声優の浪川大輔が演じる。さらに竜巻チェイサーとしてタイラーとともに竜巻を追うチームのメンバーには、ブーン役を「鬼滅の刃」の我妻 善逸、「僕のヒーローアカデミア」の荼毘など人気キャラクターを多く演じる下野紘、リリー役を「怪獣8号」の亜白ミナ、「呪術廻戦」の釘崎野薔薇、「ちはやふる」の主人公・綾瀬千早など幅広いキャラクターを演じ分ける瀬戸麻沙美、ベン役を『モンスターズ・インク』のランドールや数々の人気アニメ、海外映画の吹替で活躍する青山穣、デクスター役を『ドクター・ストレンジ』のウォン役などで知られるベネディクト・ウォンの吹替や俳優としても活躍する田中美央、ダーニ役を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのガモーラなどの吹替、大人気アニメでもキレのある声質で少年やクールな女性キャラクターを多く演じる朴璐美が演じる。
また、ハビとともに竜巻リサーチに励むスコット役には大人気アニメ「SPY×FAMILY」のロイド・フォージャーや、『マーベルズ』では大人気韓国俳優パク・ソジュン演じるヤン王子の吹替を担当した人気声優の江口拓也、そしてケイトが学生時代にともに竜巻を研究した仲間には、ジェブ役に「推しの子」、「アイドルマスター SideM」、「ヲタクに恋は難しい」などの話題作で活躍する伊東健人、アディ役に国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役を引き継いだ菊池こころ、プラビーン役に爆発的大ヒットを記録した映画『THE FIRST SLAM DUNK』の主人公・宮城リョータを演じた仲村宗悟が決定するなど、豪華すぎる面々が大集結。ケイトの母親・キャシーには数多くの海外作品で吹替を担当、舞台でも活躍する八十川真由野が決定するなど、脇を固める超豪華吹替キャスト陣からも目が離せない。
日本語吹替版本予告映像
『ツイスターズ』は2024年8月1日(木)より全国で公開
監督:リー・アイザック・チョン
出演:グレン・パウエル、デイジー・エドガー=ジョーンズ、アンソニー・ラモス、ブライドン・ペレア、キーナン・シプカ、デヴィッド・コレンスウェット
配給:ワーナー・ブラザース映画
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