衝撃の実話から着想を得て作り上げた予測不能な海洋クライム・アクション映画『密輸 1970』の水中シーン&アクションメイキング映像が解禁された。

金塊を巡る駆引きも、命を懸けた激闘も、こじれた友情も――決着をつけるのは海の中…。リュ・スンワン監督の最新作は、1970年代の韓国の沖合で密輸犯罪が盛んに行われていたという史実に基づく海洋クライム・アクション。海底に沈められた密輸品の引き上げに挑む主人公は、何とのどかな漁村で暮らすごく平凡な海女さんたち。過酷な現実を生き抜くために一攫千金の闇ビジネスに手を染めていく彼女たちの運命を、波瀾万丈にして予測不能のストーリー展開で映し出す。W主演を務めるのはキム・ヘスとヨム・ジョンア。互いへの猜疑心に揺らぎながらも共闘し、海女としての意地とプライド、女性同士の連帯感を爆発させるクライマックスが熱い興奮を呼び起こす。

今回、本作の見どころである海女さんたちの水中シーン&アクションシーンにキム・ヘス、ヨム・ジョンアそしてチョ・インソンらキャストたちが大奮闘するメイキング映像が解禁された。水中撮影では、美術、アクション、視覚効果の各チームが徹底した事前準備を行い、海の中の風景をそのまま再現できる水深6メートルの巨大な水槽のセットを作り、撮影に臨んだ。そしてリュ・スンワン監督いわく「これまでにない新しい水中アクションの撮影を準備する過程で、アクション監督と議論を交わした末、水中バレエ・チームと一緒にアクションシーンを準備してみたらどうかということになった」という。その結果、アーティスティック・スイミング国家代表出身のコーチが指導役として招かれたが、最大の難題は、海女さん役のキム・ヘス、ヨム・ジョンアにとって、水中撮影は多くの勇気を必要とする挑戦だったこと。

キム・ヘスとヨム・ジョンアは水を前にすると、パニック症状を起こして泳げなかったといい、そのため水に対する恐怖心を解消するため、専門家の指導のもとで3ヵ月間の水中訓練が課されたという。今回のメイキング映像の中でも、キム・ヘスは「水を見た瞬間パニックになりました」と話し、ヨム・ジョンアは「水が怖くて泳げなかったんです。でもやりたい気持ちが強くて挑戦しようと決めました」と振り返りながら、段階を踏んでしっかり準備に取り組んだ様子が披露されている。そして周りのスタッフが酸素ボンベを装着する中、海女さん役のキャストはゴーグルだけつけて水中に何度も素潜りを行い、無事撮影できたときには大きな歓声が!「とても感動的な瞬間で大歓声でした」とキム・ヘス。これまでに例をみない水中シーンは必見だ。

さらに、もう一つの見どころであるアクションシーンは、イケメン俳優チョ・インソンのまさに独壇場。ナイフ片手に1対多勢の壮絶な乱闘シーンに挑み、「殴り合いのアクションはどうしても大変なものです」としながらも瞬き厳禁のキレッキレなアクションをみせている。「品があって紳士的というコンセプトだった」というアクションシーンをぜひ映画館のスクリーンで見届けて欲しい。

メイキング映像

大谷亮平

らに、7月13日(土)に新宿ピカデリー(東京)で開催される公開記念舞台挨拶に、俳優・大谷亮平がスペシャルゲストとして来場することが決定した。チケットは販売中。詳細は 映画公式サイトにて。

『密輸 1970』は2024年7月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:リュ・スンワン
出演:キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン、パク・ジョンミン、キム・ジョンス、コ・ミンシ
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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