『ブルーピリオド』の渋谷プレミアイベントが都内で行われ、眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監督が登壇した。
「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」など国内外から称賛され、発行部数700万部を超える傑作漫画が待望の実写映画化。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく―。好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。主演には話題作への出演が絶えない眞栄田郷敦を迎えて、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりと実力と人気を兼ね備えたキャスト陣が個性豊かなキャラクターを熱演。『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務め、新進気鋭のスタッフと共に情熱の物語を創り上げた。
舞台でもある渋谷で行われた今回のイベント。完成した作品を見て「パワーをもらえる作品だと思います。それぞれの登場人物が好きなことに向き合って、いろんな感情になると思うんですけど、その美しさを描いているので、見終わった後にがんばろうと思える作品になっている」と魅力を語る眞栄田。「試写を見終わった後に総じて美しいと思いました」という板垣は「好きなものを追い求める、信じたものを貫くこととであったり、その先に待っている地と汗と涙。全てが美しく映っていたと思いました」と話し、「出てくるキャラクターが魅力的なキャラクターばかり」という桜田は「好きなものに向かって情熱を注いで、努力を惜しまないことってこんなに輝いて見えるんだと魅力的でした」と語った。
“熱く泣けるポイント”を聞かれると「スポーツ並みに血のにじむような努力とそこに対する葛藤といろんなものが交差している」という桜田。板垣は「経験したことがないくらいの熱さと、みなさんが命を燃やしている姿を現場で味わったのがグッと来た瞬間でした」と明かした。高橋は「この映画を見て思ったのは、なんだかわからないけど世界観にのめり込んでしまって、一人ひとりに感情移入して、心の中にある熱さがあがってくる感覚だった」と話す高橋は「情熱が沸き上がってくるような、だけど泣けてしまう。不思議な感覚」、眞栄田は「やっていて熱かったし泣けた感じでした。僕も八虎と一緒に絵を始めて、八虎と一緒に苦しんで。(最後のほうの撮影では)やってきた1か月半の撮影のことをも出だしたりして、エモーショナルになる瞬間がありました。撮影自体が熱く泣ける撮影だった」と振り返った。
最後に眞栄田は「本当に素晴らしいスタッフのみなさん、キャストで高い熱量で作り上げた作品です。自分が決めたことだったり、好きなことに向き合う苦しさ、楽しさ、やりがい、変わっていく環境、人間関係だったり、好きなものに向き合う美しさを描いている作品です。この作品が広まっていくことを願っています」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
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『ブルーピリオド』は2024年8月9日(金)より全国で公開
監督:萩原健太郎
出演:眞栄田郷敦
高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより
中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)
石田ひかり、江口のりこ
薬師丸ひろ子
配給: ワーナー・ブラザース映画
©山口つばさ/講談社 ©2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会