『ブルーピリオド』の渋谷プレミアイベントが都内で行われ、眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監督が登壇した。
「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」など国内外から称賛され、発行部数700万部を超える傑作漫画が待望の実写映画化。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく―。好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。主演には話題作への出演が絶えない眞栄田郷敦を迎えて、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりと実力と人気を兼ね備えたキャスト陣が個性豊かなキャラクターを熱演。『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務め、新進気鋭のスタッフと共に情熱の物語を創り上げた。
「八虎自身も絵を始めたばかりのシーンから受験のシーンまで成長していく」という眞栄田は「僕自身と照らし合わせながら。実際に半年くらい練習したんですけどやってきてよかったと思います。自分の中でも引き出しが増えるので、表現の幅が広がった」と振り返った。また、八虎という役については「苦しみました。高校2年生から芸大受験を始めると決めて、時間制限がある中で、僕自身も受験が苦しかったですし、苦しみや葛藤を必要以上に強く表現したいと思っていて。その対比として少し認められたり、ある程度結果が出た時に、よりやりがいだったり喜びに変わるのを大事にした」と語った。
ユカちゃんを演じた高橋は、演じるにあたっては「自分と役を分けないこと」を意識したといい「高橋文哉自身がかわいくなるために何をしたいかと思うように、ユカちゃんの気持ちを理解して。かわいいということへの魅力を感じて。そこを理解すると普通の役作りと変わらない。かわいくなる努力をしたり」という。
その高橋との共演について「かわいかった」という眞栄田は「言葉は少なかったんですけど、シーンを通して距離が近づいていった」といい、高橋も「プロモーションの期間が始まるまで郷敦くんのことをほぼ知らなかった」といい、話したことで「似ている部分とか共感できる部分があった」と明かした。
イベントの途中では急に雨が降りだしたことで「雨、大丈夫ですか?」と観客や報道陣を心配し、声をかけるキャスト陣。「雨男なので」という眞栄田と高橋に対して、板垣が「僕は晴れ男のはず」、桜田が「私も晴れのはず」と話し、笑いを誘った。
【写真・文/編集部】
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『ブルーピリオド』は2024年8月9日(金)より全国で公開
監督:萩原健太郎
出演:眞栄田郷敦
高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより
中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)
石田ひかり、江口のりこ
薬師丸ひろ子
配給: ワーナー・ブラザース映画
©山口つばさ/講談社 ©2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会