『赤羽骨子のボディガード』の赤羽骨子FES.(完成披露試写会)が7月11日(木)に都内で行われ、キャスト陣が集結した。

週刊少年マガジンで絶賛連載中の、丹月正光によるコミックス『赤羽骨子のボディガード』(講談社)。2022年9月から連載開始され、その斬新で刺激的なストーリーで連載2年で現在までに8巻が刊行されている人気原作が初の映像化。とある事情から、100億円の懸賞金をかけられた赤羽骨子。大好きな彼女のためにボディガードとなった威吹荒邦に与えられたミッションは…彼女にバレることなく守ること。そしてまさかのクラスメイト全員がボディガードだった。果たして、そのミッションを無事にクリアすることはできるのか?主人公・威吹荒邦には、映画『ハニーレモンソーダ』以来3年ぶりの単独主演となるSnow Manのラウール。金髪&白い制服姿のヤンキー不良高校生を熱演。撮影1か月ほど前からアクション練習を重ね、ボディガード役に挑んだ。監督は石川淳一。コメディや緻密な人間ドラマに定評のある監督と豪華スタッフ陣がラウールと初タッグを組む。

今回のイベントに登壇したのは、ラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔(モグライダー)、詩羽(水曜日のカンパネラ)、安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝(土佐兄弟)、かなで(3時のヒロイン)、工藤美桜、三浦獠太、髙橋大翔、遠藤憲一らキャスト陣と石川淳一監督。

イベントが始まると幕が下りると同時にステージ上に並ぶキャスト陣。ラウール、出口、奥平、高橋ひかる、遠藤が階段の上段に登場したが、ラウールだけが一足早く階段を下りてしまい、ほかのキャストからは笑いが起きる場面も。気づいたラウールは急いで上段に戻り、ほかのキャスト共に再び階段を降り直した。冒頭からのハプニングにラウールは「先ほどはシャッターチャンスを逃してしまいすみませんでした」と照れ笑いを浮かべた。そのラウールは本作について「ヤンキーとかかけ離れた平和な暮らしを送ってきたんです」と話しつつ、「久しぶりに金髪の自分をスクリーンで見てヤンキーじゃないかと思いました」と笑いを誘った。一方で守られる側のヒロインである出口は「出来上がったものを見て、こんなにかっこいい人たちに守れていたんだと。光栄です」と笑顔を見せた。

学校での撮影が多かったという本作だが、「楽屋が教室だった」というラウールは「いろんな職業の方がいらっしゃるので職業あるあるを話したり」と明かした。また、「みんなどこに座るかっていうのが学校みたいだった」という奥平は「空き時間にボードゲームだったり、ジェンガをやりました」と和気あいあいとしていた様子をうかがわせた。

イベントでは、作品の内容にちなんで“赤羽骨子(出口夏希)”にバレないようにさまざまなミッションを実施。「骨子にバレずにインスタライブせよ!」というミッションでは監督からランダムで舞台上でインスタライブを実施。「骨子にバレずに炭酸水を一気飲みせよ!」というミッションには土佐有輝が挑戦。「骨子にバレずにBREAKOUTを踊れ!」ではかなでが主題歌「BREAKOUT」を踊った。さらに「骨子にバレずに骨子の写真を撮れ」では木村が舞台上を移動しながら出口を撮影。最後には「クラスメイトにバレずにフォトせっしょに参加せよ!」ということで土屋とがサプライズ登壇した。

フォトセッションのタイミングでサプライズで登場した土屋は「まとめてやっつけにきました。間に合ってよかった」と笑顔を見せた。「受け身がないとアクションは成り立たなくて。一生懸命受けて全力でやってくださったので。また時間があるときにお話しします」とラウールのアクションを称賛した。

そして、舞台挨拶が終了するタイミングで、“赤羽骨子”こと出口にミッションを行っていたことが明かされると、「なになにと思って」とラウールらの動きに違和感を覚えていたことを明かす出口。木村が写真を撮っていたことが明かされると、出口は「かわいく撮ってくれましたかね?」と笑った。さらに、舞台上でインスタライブをしていたことが明かされると「私ぼーっとしてたんですかね?」と気づかなかった様子だった。

最後に「(ミッションが終わり)スッキリしたラウールです。豪華なメンバーでとんでもなく刺激的で、カラフルな映像作品になっていると思います。夏休みにテーマパークに遊びに行く感覚でこの映画を見て欲しいです」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『赤羽骨子のボディガード』は2024年8月2日(金)より全国で公開
監督:石川淳一
主演:ラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、遠藤憲一、土屋太鳳 ほか
配給:松竹
©丹月正光/講談社 ©2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会