渋谷凪咲映画初主演×清水崇監督最新作『あのコはだぁれ?』の場面写真が解禁され、併せて東京・渋谷と大阪・戎橋の屋外ビジョンで特別映像の放映が決定した。

大ヒット『呪怨』シリーズを手掛けるなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督の最新作である本作は、夏休みの補習授業を受ける男女5人の教室でいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー映画。主演を務めるのは、本作が映画初主演で本格演技初挑戦となる渋谷凪咲。夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じる。補習授業を受ける生徒役には早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬。さらに君島ほのかの恋人役で染谷将太や、松尾諭、小原正子(クワバタオハラ)、マキタスポーツなどバラエティ豊かな面々が出演する。

今回、学校を舞台にすることにより、日常と地続きのリアルな怖さを体感できる本作で、映画初主演を務めた渋谷凪咲の恐怖シーンを詰め込んだ場面写真が解禁された。とある夏休み、補習クラスを担当することになった渋谷演じるほのかの目の前で、女子生徒が屋上から飛び降り、不可解な死を遂げる。30年前にも同じ場所で事故があったことを突き止めたほのかと生徒たちは、そこにいるはずのない“あのコ”の謎に踏み込んでいく。今回解禁された場面写真は、予想を超える恐怖が立て続けに襲い掛かる中、“あのコ”に怯えるほのかを捉え、今までの渋谷自身のイメージを覆す新たな表情を見せている。

映画初主演となった渋谷は、演技経験が少ない中でも清水監督やホラー担当のスタッフとコミュニケーションをとりながら“恐怖表現”を探っていった。ホラーを専門に演出を手掛けた川松尚良は「渋谷さんが芝居はほとんど初経験とお聞きして、やったぞ、と思いました。怖がる表現ってこういうこと、といった知識のある演者さんは、どうしても芝居した経験から引っ張って来がち。その点芝居経験が少ない人は実際に怖がるしか引き出しがないわけです。本作でも、渋谷さんには廃墟に籠って頂いたり、僕特製の『こわい音』を聴いて気持ちを作って頂いたり、さらには僕自身が恐怖の対象そのものになって目の前で迫って見せたりと『実際』にこだわって恐怖という感情を作って頂きました。その作戦に躊躇なく乗ってくださった渋谷さんの感受性の豊かさに、僕個人感服しっぱなしの現場でした。すごくいい表現を見せても『今の、どうでしたかね?もう少しできたような気がする…』といつまでも考えてくれる渋谷さん。だからこそ僕ら演出陣も『逃げ出したくなるほどの怖さとは?』ということを、一辺倒にならない言葉で毎度会話していた気がします」とコメント。よりリアルが求められる現場で真摯に役と向き合っていた。この夏“あのコ”が巻き起こす恐怖の連鎖に震えること間違いない。

さらに、東京・渋谷と大阪・戎橋の屋外ビジョンで特別映像の放映が決定した。映像は7月15日(月)から7月21日(日)の7日間に渋谷・宮益坂下エリア周辺に位置するサイネージ「シンクロ 7 シブヤヒットビジョン」(7面)と渋谷ハチ公前広場に位置する日本最大級のサイネージ「シブハチヒットビジョン」(1面)の計8面ビジョンと大阪・戎橋前に位置するサイネージ「ツタヤエビスバシヒットビジョン」で放映される。

特別映像は2種類のラインナップで、渋谷のビジョンでは、主演の渋谷凪咲がパブリックイメージと相反するように「あのコはだぁれ?」とタイトルを連呼し続ける不気味な仕上がりに。一方、戎橋では、明るくポップにクイズに挑戦する様子が収められている。

『あのコはだぁれ?』は2024年7月19日(金)より公開
監督:清水崇
出演:渋谷凪咲、早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬、穂紫朋子
今井あずさ、小原正子、伊藤麻実子、たくませいこ、山川真里果
松尾諭、マキタスポーツ/染谷将太
配給:松竹
©2024「あのコはだぁれ?」製作委員会