Netflix映画『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』がNetflixで独占配信開始された。
エディ・マーフィ演じる、腕は確かだが型破りなデトロイト市警察の“スーパー刑事”アクセル・フォーリーは、娘の命が危険にさらされたことをきっかけに、再びビバリーヒルズの刑事に復帰、難事件を担当することに。しかし時代は流れ、捜査はいつも通りとはいかず、新たな相棒からは「街は変わったぞ」と忠告される…。アクセルは持ち前の行動力と熱い正義感で、事件を解決できるのか?待望のシリーズ4作目となる本作では、1と2でプロデューサーを務めた敏腕ジェリー・ブラッカイマー(「トップガン」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ)がプロデューサーに復帰。それが一因でマーフィも自信をもって復帰を決意したとも言われており、注目を集めている。本作は7月3日に世界独占配信が開始され、Netflix週間グローバルTOP10(英語映画)(7/1~7/7)で1位を獲得し、さらに日本を含む93の国と地域TOP10入りを果たした。
アクセルの昔と変わらないヒーロー像と、父親としての新しい一面
一見やんちゃでお調子者に見えるアクセルだが、ある時には敵の仲間になりきり、機転を利かせてピンチを乗り越えるなど頭の切れる一面もあり、今も昔も変わらずカッコいい街のヒーローである。本作ではアクセルの娘、ジェーンも事件解決に向けて協力することになるが、二人の関係はぎくしゃくしており、衝突してしまう。それでも娘を守ろうと奮闘するアクセルの父親らしい姿が今までにない新しさがあり、まさに本作の見どころの一つである。また、アクセルの飾らない性格と、ジェーンの強気な部分も相まって、対等に話せる親子の関係性がどこかうらやましくも感じた。映画を通して二人の関係性がどのように変わっていくのかにも注目してほしい。
大人気シリーズの続編だが、過去作を観たことがある人はもちろん、観たことない人も十分楽しめる内容となっている。ストーリーもテンポよく進み、ハリウッド映画を代表するダイナミックなカーアクションも見応えがあるので、夏休みのムービーナイトにもピッタリの本作。家族や友達同士で観ても盛り上がること間違いなしの作品に仕上がっている。本作は、シリーズ過去作でも出演していたビリー(演:ジャッジ・ラインホルド)やジョン(演:ジョン・アシュトン)など、お馴染みのキャストも多数出演している。過去作も併せて観てみると、長い年月を経て製作されてきた本シリーズの歴史を感じられ、また違った視点でも楽しむことが出来るだろう。なお、7/13現在は『ビバリーヒルズ・コップ』、『ビバリーヒルズ・コップ2』もNetflixで配信中だ。
【文/編集部】
Netflixシリーズ『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』は独占配信中
作品ページ