「HU35」でグランプリを受賞した瀬名亮が初の長編作品の監督・脚本を務めるHuluオリジナル『まだゆめをみていたい』が7月26日(金)からHuluで独占配信されることが決定した。
本作は、[夢]を追い、[夢]に溺れ、そして[夢]に導かれる、漫画家の夢を追う女子大生・前田夢子の物語。漫画家志望の前田夢子(中野有紗)は親友・与上芹香(菊池日菜子)と都内の大学に通いながら、絵を描いていた。ある日、自身の漫画が大手出版社の漫画雑誌で入賞。ヒットメーカーの編集者・新睦月(古川雄輝)と、まずは読み切り掲載を目指す。早々に生みの苦しみに直面する夢子は、実力を発揮できず落選。読み切りの切符は、夢子と同時入賞した安曇一樹(南琴奈)が手にした。
自信を取り戻せないまま、次に挑戦するのは漫画家たちがしのぎを削る大型コンペ『マンガ未来大賞』。しかも大賞が取りやすい「恋愛」ジャンルに初挑戦することに。同年代の友達に疎外感を覚えながらも漫画と向き合うが、描きたいものが思うように描けない日々。ある晩、描いている漫画が夢として現れ、さらには考えた通りに動いてくれない、叶人-かなと(西垣匠)の存在を見つける―。瀬名亮監督のリアルと同世代の夢を追いかける姿がリンクする、現役女子大生の今だから作ることができる、[夢]をテーマにしたハートフルファンタジー。
「Hulu U35クリエイターズ·チャレンジ」(「HU35」)は、次世代を担う映像クリエイターの発掘·育成を目指し、オンライン動画配信サービス「Hulu」が立ち上げたプロジェクト。35歳以下であればプロ·アマを問わずに応募可能で、選考基準は「優れた企画力と熱意」のみとして、第2回は2022年6月10日(金)~7月31日(日)まで企画を募集し、結果応募総数が586企画にのぼった。そして、グランプリを受賞したのは、応募当時18歳だった現役女子大生の瀬名亮(現在20歳)。グランプリ受賞の副賞として、「Huluオリジナル新作の監督権」が与えられ、今回初挑戦となる長編作品として『まだゆめをみていたい』の監督・脚本を務めた。
主人公・前田夢子役には、映画『PERFECT DAYS』に出演し、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでも注目を集めた中野有紗、夢の中に現れる男・叶人役は西垣匠、夢子の幼馴染・与上芹香役は『月の満ち欠け』に出演し第46回日本アカデミー賞新人賞を受賞した菊池日菜子、アパレルやコスメブランドのアンバサダーなど務め昨年映画デビューした南琴奈、ダンサー・アーティストとして活躍し、Instagramフォロワー319万人越えと勢いのある HINA YOSHIHARAなど新進気鋭のキャストから、CM・ドラマ・映画に多数出演、監督や観光大使など幅広く活躍する前野朋哉、子役からスタートし、現在も数々のドラマ・映画・舞台とマルチに活躍中の 前田旺志郎 、数々の映画やドラマに出演しグローバルに活躍する 古川雄輝などの実力派キャストがわきを固め、数多くのアニメ作品の声優を務める榎木淳弥が今回映画で初演技を披露する。
予告・コメント映像
中野有紗(前田夢子役)コメント
本作品で主演を務めるにあたり、自分の夢に不安や葛藤を抱いている人の心に寄り添い、後押しができるような作品に出来たらと思いました。また私自身も夢子の明るさと一生懸命さに惹かれ、夢子として過ごす時間がとても楽しくてたまらなくなりました。
親友やライバルとの関係性の変化や夢子の成長にも是非注目して見て頂けたら嬉しいです。
――中野さんの今の”夢”は?
今の私の夢は様々なことに挑戦すること、そしてあらゆるものを見て学び吸収し続ける事です。目標はまだ一つに絞られていませんが、自分の目指す道にまっすぐに進んでいくところは夢子と似ていると感じています。
西垣匠(叶人役)コメント
監督や主演の中野有紗さんと歳が近く、みんなで話し合いながら作品を作っていく過程がとても新鮮で、楽しかったです。
ラストのタキシードとウェディングドレスで中華街を駆け抜けたシーンは、とても非現実的で、印象に残っています。
僕の役は、少女漫画に出てくるキラキラ王子様のような青年です。ぜひ、僕のキラキラ具合をチェックしていただけると嬉しいです!
――西垣さんの今の”夢”は?
最近、スーツにハマっているので、イギリスのテーラーで、スーツを作ることが今の夢です。
古川雄輝(新睦月役)コメント
瀬名監督の初の長編作品に出演できた事をとても嬉しく思っております。監督とはシーン毎に細部まで話し合い、調整しながら演じさせて頂きました。監督と話し合いながら役を作り上げていく作業が難しさも楽しさもあり、とても充実した楽しい撮影期間でした。出来上がった作品を多くの方々に見て頂けたら幸いです。
――古川さんの今の”夢”は?
私の夢は"必要とされる俳優になる事"です。限りある人生の中でどこまで達成できるかわかりませんが、自分の納得のいく形で目標が達成できるよう日々心がけております。
瀬名亮(監督)コメント
夢や理想を追うことは現実を直視できていないと思われがちだけれど、実際は夢を追うという「厳しい現実」に立ち向かっていて、周囲からどう見られても自分自身が幸せでいること、幸せになろうともがくことの方が大事だというメッセージを等身大の主人公に込めたら、女の子同士の共依存や夢と現実が交錯する世界観、漫画家としての成長、格上のライバルの存在に夢で出会った人との恋(!)など、沢山の魅力が詰まったお話になりました。迷走しながらも自分の人生を諦めない主人公達が誰かの背中を押せたら、この上なく嬉しいです。ぜひご覧ください!
今泉力哉(第2回「Hulu U35クリエイターズ·チャレンジ」審査員長)コメント
瀬名さんは、自分のこと、自分の中にある悩みについて明確に理解している部分と曖昧な部分を併せ持っていて、それを題材に脚本を書き、物語を紡げる人だと思います。そこが彼女の強みなのだと思っています。
今回の作品は正直、監督としては「途上の作品」だと思っています。手放しに絶賛できる作品ではありません。
それでもグッとくるシーンはありました。今回の経験を活かし、もっともっと瀬名さんが好き勝手にこだわれる環境で自由につくった作品を見てみたいです。応援しています。
――瀬名監督含め、若手クリエイターに向けて
つくりたいものをつくってください。誰かに要請されて、例えばそれが大ヒットしたとして、その作品を自分が面白いと思えていなかったら、それはそれは悲しい気持ちになると思うので。まず、自分が何を表現したいか、何に興味があるのか、何に悩んでいて、何に怒っているのか。何が楽しくて、何にさびしさを感じるのか、にとことん向き合ってください。そしたらきっといい作品がつくれると思います。
ストーリー
漫画家志望の前田夢子(中野有紗)は親友・与上芹香(菊池日菜子)と都内の大学に通いながら、絵を描いていた。ある日、自身の漫画が大手出版社の漫画雑誌で入賞!ヒットメーカーの編集者・新睦月(古川雄輝)と、まずは読み切り掲載を目指す。早々に生みの苦しみに直面する夢子は、実力を発揮できず落選。読み切りの切符は、夢子と同時入賞した安曇一樹(南琴奈)が手にした。自信を取り戻せないまま、次に挑戦するのは漫画家たちがしのぎを削る大型コンペ『マンガ未来大賞』。しかも大賞が取りやすい「恋愛」ジャンルに初挑戦することに。同年代の友達に疎外感を覚えながらも漫画と向き合うが、描きたいものが思うように描けない日々。ある晩、描いている漫画が夢として現れ、さらには考えた通りに動いてくれない、叶人(西垣匠)の存在を見つける―。
Huluオリジナル『まだゆめをみていたい』は2024年7月26日(金)独占配信開始
監督・脚本:瀬名亮
出演:中野有紗、西垣匠、菊池日菜子、南琴奈、HINA YOSHIHARA、前野朋哉、前田旺志郎、榎木淳弥、今泉力哉、古川雄輝
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