『あのコはだぁれ？』公開前夜祭イベント 渋谷凪咲、初主演映画の撮影や宣伝活動中に怪奇現象も かまいたちからのサプライズに「本当に感謝しています」

『あのコはだぁれ？』の公開前夜祭イベントが7月18日（木）に丸の内ピカデリーで行われ、渋谷凪咲、早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬、穂紫朋子、染谷将太、清水崇監督が登壇した。

大ヒット『呪怨』シリーズを手掛けるなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督の最新作である本作は、夏休みの補習授業を受ける男女5人の教室でいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー映画。主演を務めるのは、本作が映画初主演で本格演技初挑戦となる渋谷凪咲。夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じる。補習授業を受ける生徒役には早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬。さらに君島ほのかの恋人役で染谷将太や、松尾諭、小原正子（クワバタオハラ）、マキタスポーツなどバラエティ豊かな面々が出演する。

初主演映画の公開を翌日に控えて「全てが初めて」という渋谷は「完成した映画を見て本当に怖いなと思って、自信を持ってたくさんの方に見ていただきたい」といい、「ホラーが苦手な方にもミステリー要素もあったりして、お話自体も楽しい」とアピールした。

一方で宣伝期間中にラジオに出たという渋谷は「初めてオープニングの曲がかからないとなって」といい、さらに「写真を撮ってもらうとなった時に撮れないとか、撮影期間中もケータイが全然動かないこともあったりして」と明かし、「監督曰く『怪奇現象があったほうが作品がヒットするよ』というお言葉をいただいたので。ヒットを願っています」と笑いを誘った。早瀬も「撮影期間中にスマホの写真を撮ろうとしたら内カメ外カメって切り替わって突然真っ暗になったり」というと穂紫も「私のスマホも同じ現象になって怖かった」と“怪奇現象”があったことを明かした。

清水監督の作品に初出演という染谷だが、清水監督の『呪怨』のオーディションを受けたこともあったと言い、「俊雄役やりたかった。完成見た時に悔しいと思った」と明かした。

また、本作の感想投稿キャンペーンのために使うハッシュタグを渋谷がフリップで披露することに。渋谷は「#あのコみた」と書き、おもしろい回答を期待した清水監督からは「普通ー！」とツッコミが入ったが、渋谷は「作品のためにシンプルなものが一番広まるということで」と笑った。

さらにイベントではサプライズで渋谷の映画初主演を祝ってケーキが登場し、スクリーンにかまいたちの2人が映され、2人からのプレゼントであることが明かされた。渋谷は「ずっとお世話になっているお兄さんなんですけど、ホラー映画が決まってからなぜか勝手に山内さんが宣伝してくださる。何もお願いしていないのに勝手に告知動画を撮ってくださったり」と笑いを誘いつつ、「無関係なのに勝手に投稿を描いてくれて愛を感じています」と感謝の気持ちを口にした。さらにケーキの“祝”のクッキーを食べてくださいと言われた渋谷は間違えて“初”を取ってしまい会場は笑いに包まれた。クッキーを食べた渋谷は「甘じょっぱい…」というとMCから「本当に甘じょっぱいですか？」と聞かれ、除霊の意味を込めて塩をふんだんに使用していることが明かされると「今すぐ口から出したい…。しょっぱいのが流行ってるんでそのたぐいかと思った」と笑いを誘った。続けて渋谷は「でも、かまいたちさんがくださったケーキ、本当に感謝しています。全部食べ切りたいと思います。明日顔パンパンになっていきたい」とコメントした。

最後に渋谷は「いよいよ明日公開となります。今回の作品はすごく楽しいのでぜひとも映画館の大迫力の場所で楽しんでいただけたらうれしいです。ホラー映画を一人で行くのは怖いので誰かを誘うきっかけになると思います。好意を寄せている方を誘ってみて一緒に映画を見るきっかけにしていただいたり、ご家族でお化け屋敷感覚で楽しんでいただいたり。たくさんの展開や仕掛けがあるので何度も足を運んでいただいて、見るたびに深みが出てくる作品だと思います。いろんな楽しみ方をしていただければ」と本作をアピールした。

【写真・文／編集部】