『赤羽骨子のボディガード』の舞台挨拶が7月20日(土)に大阪ステーションシティシネマで行われ、ラウール(Snow Man)、出口夏希が登壇した。
週刊少年マガジンで絶賛連載中の、丹月正光によるコミックス『赤羽骨子のボディガード』(講談社)。2022年9月から連載開始され、その斬新で刺激的なストーリーで連載2年で現在までに8巻が刊行されている人気原作が初の映像化。とある事情から、100億円の懸賞金をかけられた赤羽骨子。大好きな彼女のためにボディガードとなった威吹荒邦に与えられたミッションは…彼女にバレることなく守ること。そしてまさかのクラスメイト全員がボディガードだった。果たして、そのミッションを無事にクリアすることはできるのか?主人公・威吹荒邦には、映画『ハニーレモンソーダ』以来3年ぶりの単独主演となるSnow Manのラウール。金髪&白い制服姿のヤンキー不良高校生を熱演。撮影1か月ほど前からアクション練習を重ね、ボディガード役に挑んだ。監督は石川淳一。コメディや緻密な人間ドラマに定評のある監督と豪華スタッフ陣がラウールと初タッグを組む。
全国公開前の特別試写会という名目で、観客はここでしか見れない特別映像があると伝えられている観客の前にサプライズで登壇したラウールと出口。舞台袖で会場の様子をうかがっている2人は、緊張と嬉しさが入り混じった表情。ついにMCから特別VTRのアナウンスが入り、会場が静まり返ったところで、「おいおい、せっかく来てくれたのに、特別映像でいいのかよ!」と本作の主人公であるヤンキー高校生・荒邦さながらの影ナレとともに、ラウール、続いて出口の2人が登場。観客からは悲鳴のような大歓声が上がり、サプライズ登壇に驚きながらも大きな拍手で2人を出迎えた。
興奮さめやらぬ観客を前に、ラウールは「今日は映画を観に来てくださってありがとうございます!短いですが楽しい時間にできたらと思います。今日はよろしくお願いします! 」と挨拶。続いて出口も「本日は来ていただきありがとうございます。大阪で皆さんとお会いできてすごく嬉しいです!本日は楽しんでいってください!」とあたたかい会場に感謝の言葉を述べた。
MCから早速サプライズ登壇についての感想を聞かれると「僕は舞台挨拶にトラウマがあって…」と話すラウール。実はつい先日都内で行われた完成披露イベント『赤羽骨子FES.』で、キャスト揃って階段を降りて登壇をするという演出の際に、1人だけタイミングが合わず早めに階段を降りてしまったのだ。「今回は登場するタイミングを間違えないように、とてもドキドキしていました」と話すラウールに、出口は「裏でドキドキしている様子を見て、私はにやにやしていました!」と満面の笑み。2人の可愛らしい掛け合いに会場からも笑みがこぼれ、大成功となった今回のサプライズ登壇に温かい拍手が送られた。
この日は、本作では初となる主演・ヒロインが揃っての地方での舞台挨拶。さらに実は今回が2人にとって初めての大阪での舞台挨拶ということで、登壇の感想を聞かれると、ラウールは「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは楽しみにしていて、今日もとても盛り上がっていただいて嬉しかったです!実は皆さんがエンドロールを観ているときに映写機がある裏の通路を通ってここまでやってきたので、とてもワクワクしました。貴重な経験をさせてもらいました」と、普段通ることのない映画館の舞台裏に興奮した様子。続いて出口は「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは一味違う印象があって、とても楽しみにしてきました。皆さんとてもにこにこしていて、すごくかわいいです!」と反応の良い観客に嬉しそうな表情を浮かべた。
そんな開催地・大阪にちなみ、本編に登場するお気に入りのセリフを関西弁で披露するコーナーに。「セリフはまだ覚えていますか?」とMCから聞かれたラウールは「この前まで撮影していたので、もちろんです!」と気合十分。実は登壇直前に関西出身のMCとイントネーションの練習をしていたことを明かしつつ、「間違えてたら言ってください…」と緊張した様子で「誰かを守るってことはな、その人が大事にしてるもんを全部守るっちゅーことやねん!」と渾身のセリフを披露。完璧なイントネーションに会場から拍手が上がると、「ほなまた」と照れながら会場を後にしようとするラウール。MCから「帰らんといて!(笑)」とツッコミが入り、大阪らしいやり取りに会場は笑いで包まれた。続いて出口は「威吹くん、クラスメイトを睨んだらあかんでー!」と、まるで骨子そのもの、のような可愛らしい関西弁を披露。観客からは「かわいすぎる!」と大きな拍手が上がり、「これは勝ちましたね(笑)」と誇らしげな表情を浮かべた。
続けて、大阪での思い出を聞かれたラウールは「去年のツアーで大阪に来た時に、Snow Manのメンバー皆でお好み焼きを食べに行ったのですが、そのときは口内炎ができていてあまり堪能できず…(笑)今日はたくさん粉ものを食べられました!」とリベンジを果たせて嬉しそうな様子。続いて出口も「私もお仕事で何回か来たことがあるのですが、道頓堀でたくさん食べ歩きをしました!片手にカニ、もう片方にたこ焼きを持って、あの有名なポーズをして帰りました(笑)」と関西グルメにまつわる思い出を語った。
またこの舞台挨拶の前に実施した難波八阪神社での大ヒット祈願の感想を聞かれると「大きい口を開けた獅子殿の迫力がすごすぎて、襲われそうな感覚になるほどだったので出口さんを守らないとなと思っていました!」と出口演じる赤羽骨子のボディガード・威吹荒邦らしいコメント。これに対し出口は「ウソつけ!(笑)」と笑みを浮かべながら「(獅子殿は)人が入れるくらいの大きさかな、と思っていたので想像以上の迫力でびっくりしました。無事ご祈祷できたので、映画もヒットするんじゃないかなと思っています」と話すと、それに応えるように会場からは大きな拍手が。さっそくご利益を感じる反応となった。
注目してほしいポイントについては「僕は3年4組のみんなが一人ひとり紹介されていくシーンがとても好きです。観るほどにそれぞれの個性が楽しめるシーンになっているので、ぜひ何回も観てほしい」とラウール、出口は「私も倉庫のシャッターが上がってボディガードのみんなが登場するシーンがとてもかっこよくて大好きです。スピード感がある場面なので、何回もじっくり観返したいです!」と、個性豊かなクラスメイトの登場シーンがお気に入りと語った。
最後に出口は「こうやって大阪の皆さんとお会いできる機会はなかなかないので、今日は本当に嬉しかったです。ぜひ皆さんで『赤羽骨子のボディガード』を盛り上げていってくれたら嬉しいです!ありがとうございました」と感謝を述べながら挨拶。ラウールは「今日は来てくれてありがとうございました。観ていただいた通り、本当にワクワクできて楽しめる、夏休みにピッタリな映画です。老若男女問わず楽しめる作品だと思うので、ぜひお友達を誘って、この夏一緒に盛り上げてくれたら、嬉しいねん!」と関西弁交じりで熱い想いを披露。会場からは大きな拍手と歓声が上がり、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。
【提供写真、オフィシャルレポート】
『赤羽骨子のボディガード』は2024年8月2日(金)より全国で公開
監督:石川淳一
主演:ラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、遠藤憲一、土屋太鳳 ほか
配給:松竹
©丹月正光/講談社 ©2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会