大きな壁にぶつかり悩む高校生の少女たちがカーリングを通して未来に踏み出す姿を描く映画『カーリングの神様』の予告編、ポスタービジュアルが解禁され、併せて公開日が11月8日(金)に決定した。

主人公は地元の女子高生たち。 閉鎖の危機が迫る御代田町のカーリング場を舞台に、国際大会のエキシビションマッチの出場権をかけて奮闘する。小学生当時の大会で優勝したチームの再結成を目論むが、エースはすでにライバルとなる軽井沢のエリートチームに移籍。さらにエキシビションマッチの出場権がかかった予選会ではそのかつてのチームメイトが所属するエリートチームと戦うことに。その姿を通して、地域との連帯や友情をはぐくみ成長する姿を描くスポーツ青春映画。チームのエースとなる“スキップ”のポジションを担う主演には本田望結。本田と高校生カーリングチームを結成するのは“リード”の泉智奈津、“セカンド”の白倉碧空、そしてバイススキップとも呼ばれる“サード”を長澤樹が務める。また、川口ゆりながライバルチームへ移籍した幼馴染を演じる。

今回解禁された予告編は、チームリーダーのスキップの香澄(本田望結)の呼びかけで、かつてのチームメイトの優芽(泉智奈津)と沙帆(白倉碧空)は、最強と言われたカーリングチーム“みよステラ”の再結成に立ち上がるところから始まる。もう一人のチームメイトだった舞(川口ゆりな)にも声をかけるのだが、今は軽井沢の強豪チームに所属する彼女に、剣もホロロに断られてしまう。舞の代わりにチームに入った転校生の実乃梨(長澤樹)は、ストーンをまともに投げることもできない。そして予告の後半では、待望のコーチを迎え入れ、ようやくチーム力を取り戻した“新生みよステラ”が、舞が率いる軽井沢の強豪チームと国際大会への出場をかけた白熱の試合を展開する様子が映し出される。氷上で見事な安定感のあるフォームを見せる香澄を中心に、チームワークでの勝利を目指す優芽、沙帆、実乃梨たち。運命のストーンの行方は…。

予告でも流れる主題歌は、STU48の1stアルバム「懐かしい明日」TypeAに収録されている「Sweaty Smell」。本編でもエンディングを華やかに彩っている。撮影が行われた御代田町は、本州のカーリングの聖地と呼ばれている。本編にも実名で登場した「カーリングホールみよた」は、カーリングがブームとなる10年以上前にオープン。本州で最も歴史の長いカーリング専用施設であると同時に、日本で唯一民間運営されているカーリング施設である。撮影は御代田町の全面協力を得て、昨年12月に行われた。

予告編

『カーリングの神様』は2024年11月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:本木克英
出演:本田望結
長澤樹、泉智奈津、白倉碧空/川口ゆりな
秋山ゆずき、山崎竜太郎、内浦純一
柄本明、六角精児、田中麗奈、高島礼子
配給:ラビットハウス
©2024『カーリングの神様』製作委員会