世界中に笑いと涙と感動を巻き起こした青春ドラマがデジタルリマスターで鮮やかに蘇る―『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』が10月4日(金)より公開されることが決定した。
2000年9月29日に本国イギリスで公開された本作は、500万ドルという低予算にも関わらず、世界の映画祭で高い評価を受け1億ドル超えの大ヒット、日本でも2001年1月27日から公開されると、ひたむきに夢を追いかける少年ビリーの煌めく姿に多くの観客が胸を熱くした不朽の感動作だ。2005年にはエルトン・ジョンが楽曲を書き下ろし、ダルドリー監督が演出を手掛けて本作をミュージカル化した『Billy Elliot the Musical』がロンドンのヴィクトリア・パレス劇場で初上演された。2008年にブロードウェイ進出し、トニー賞10部門を含む演劇賞を独占。日本では2017年に『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』のタイトルで初演されている。
本作でバレエ・ダンサーを夢見る主人公のビリーを演じたのは、『ロケットマン』(2019)や『異人たち』(2024)など今もなお数多くの作品に出演し続ける実力派俳優ジェイミー・ベル。当時13歳だったジェイミー・ベルは、2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。ビリーにとって踊ることは、自分を表現する手段。軽やかな動きでなく、力強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻だ。父親にバレエを反対された怒りをダンスにぶつけるシーン、町中を踊りまわるシーンなど、新人ながら希望や悲しみ、様々な感情をダンスに乗せて素晴らしい演技を披露し、本作がカンヌ国際映画祭監督週間クロージングで上映されるや否や、無名の少年が一夜にしてスターに!と大絶賛された。
共演には『ハリー・ポッター』シリーズのモリー・ウィーズリーなどで知られるベテラン俳優ジュリー・ウォルターズ。ビリーにバレエの楽しさを教えてくれるウィルキンソン先生を熱演し、第73回アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした。さらに『マーベルズ』のゲイリー・ルイスがビリーの父を演じ、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも見逃せない。監督は本作で映画監督デビューとなったスティーヴン・ダルドリー。舞台演出家出身ならではの大胆な演出方法で第1作にして早くもアカデミー賞監督賞候補に名を連ね、本作から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を得ている。
また、7月26日(金)よりランダムポストカード(全4種)1枚付きムビチケカード券が発売される。購入特典として、少女たちに混ざってバレエを練習するビリーの姿が印象的なものから、躍動感あふれるダンスシーンなど、本作の名シーンを切り取った4種類のオリジナルポストカードからランダムで1枚がプレゼントされる。
ムビチケカード
販売場所:上映劇場、 メイジャー通販サイト、 MOVIE WALKER STORE
価格:1,600円(税込)
販売開始日:
《劇場》7月26日(金)劇場オープン時~劇場公開前日まで
《通販》7月26日(金)10:00~10月3日(木)23:59
特典:ランダムポストカード(全4種)1枚付き
『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は2024年10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:スティーヴン・ダルドリー
出演:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー
配給:シンカ
© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.