『赤羽骨子のボディガード』の公開直前イベントが7月25日(木)に都内で行われ、ラウール(Snow Man)、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、ゲストとして錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が登壇した。

週刊少年マガジンで絶賛連載中の、丹月正光によるコミックス『赤羽骨子のボディガード』(講談社)。2022年9月から連載開始され、その斬新で刺激的なストーリーで連載2年で現在までに8巻が刊行されている人気原作が初の映像化。とある事情から、100億円の懸賞金をかけられた赤羽骨子。大好きな彼女のためにボディガードとなった威吹荒邦に与えられたミッションは…彼女にバレることなく守ること。そしてまさかのクラスメイト全員がボディガードだった。果たして、そのミッションを無事にクリアすることはできるのか?主人公・威吹荒邦には、映画『ハニーレモンソーダ』以来3年ぶりの単独主演となるSnow Manのラウール。金髪&白い制服姿のヤンキー不良高校生を熱演。撮影1か月ほど前からアクション練習を重ね、ボディガード役に挑んだ。監督は石川淳一。コメディや緻密な人間ドラマに定評のある監督と豪華スタッフ陣がラウールと初タッグを組む。

約100人の高校生を前に行われた今回のイベント。まさに“夢に向かってがんばっている”学生たちに「僕も一緒に夢を追いかけている一人だと思うので上から言える立場ではないと思うんですけど」と話すラウールは「僕は運命という言葉を大事にしていて。絶対に失敗するとき、挫折を味わう瞬間がくるんだけど、最後の成功のためだと思えるかそうじゃないかが大事だと思って。やばいなとなった時にチャンスだと切り替えられるようにする気持ちが大事。それも運命だったよという気持ちで日々生きています」と伝えた。また、自身の経験を交えて「振り返ってみたらあれがあったおかげで成長できたということは絶対あると思う。そこに気づけるということが大事」と話すと学生からは大きな拍手が起きた。

続けて出口は「(本作で)本当にやりたくなかったダンスを挑戦しているんですけど、最初はできなくて。でも何か月も続けて挑戦していたら、できるようになるし楽しいと思えるようになって。やりたいことがあったら挑戦してみてほしい。嫌になったらやめちゃえばいいし」とアドバイス。

奥平は「僕は今20歳なんですけど、今学生時代に戻りたくて。学生の時は何でもできるパワーがある気がして。僕も当時大人にそういわれて『何言ってるんだ』と思っていたんですけど、まだ20歳ですけど高校生の時のパワーは大きいんだなと実感してきたので、めちゃくちゃ遊んで先生に怒られて…それはよくないか(笑)怒られない程度に楽しい思い出を作るだけでも学生時代は十分価値があると思う。たまには逃げてもいいと思います」と語った。

「私も夢を追いかけている途中」という髙橋は「やりたいことがなかったり、夢って何だろうと思って夢を強要されたり目標を持ちなさいと言われることがあると思うんですけど、無理に持つ必要はないと思う。自分がその気になったからやってみたら楽しいからもっと続けたいとか、日々起きる出来事が自分の将来や未来につながっていくと思うので、日々楽しく生きようというのが気づいたらやりたいことにつながっているかもしれない。たくさん笑顔でいてもらえるのが一番かなと思うので、日々楽しんでほしい」とエールを送った。

【写真・文/編集部】

『赤羽骨子のボディガード』は2024年8月2日(金)より全国で公開
監督:石川淳一
主演:ラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、遠藤憲一、土屋太鳳 ほか
配給:松竹
©丹月正光/講談社 ©2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会