舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の7月31日(木)昼公演後に、「ハリー・ポッターの誕生日」をお祝いするバースデーイベントが開催され、出演キャストに加えて霜降り明星のせいやが登壇した。
今年から7月31日を「ハリー・ポッターの誕生日」として記念日に制定。初めて全世界で公式にお祝いする1日限りのバースデーイベントが当日に開催される。
今回、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』終演後に、「ハリー・ポッター」シリーズの大ファンである霜降り明星・せいやがバースデーイベントに登場した。終演後、「ハリー、おめでとう!」と特大の「たんじょびィおめでと」ケーキを持って登場したせいやは「ケーキを持ってくるだけの仕事ということで。ハグリッドの気分です」と笑いを誘った。この日、お祝いできたことを喜ぶせいやに、会場からは大きな拍手が寄せられ「やっぱり優しい!ハリー・ポッターファン」と熱い歓迎に感謝を伝えた。
また、イベントでは、キャスト・観客が一緒にハッピーバースデーを歌唱し、ハリーポッターの誕生日をお祝い。せいやは「この舞台は何回見てもおもしろいのでまた来たいと思います」と挨拶した。
イベント後に行われた囲み取材では「(手持ちのケーキを)落としたら終わりだなと…。バイトで皿40枚一気に割ったことがあるんです」といい、「めっちゃ緊張しながら持ちました」と振り返り、「魔法では取り返しがつかないくらいの空気になると思うので…」と心境を語った。
さらに「こんなに怖い仕事ないんです。すごい舞台で。そこに一回も出てきてないせいやが巨大なケーキを持ってくるって、なかなか怖いですよね」といい、「ひょっこりはんがフォローしてくれて助かりました」と明かした。
ハリー・ポッターとの出会いは「『賢者の石』が本とか、映画化された時にど世代。ハリー世代」というせいやは「映画館にまず見に行って、めちゃくちゃおもしろい映画」と振り返った。一方で、2作目の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』については「一人で見たんです。小学2年とかだったので怖すぎて途中で出ました。改めて本で読みました」とエピソードを披露した。
本作で演じてみたい役については「(舞台の)嘆きのマートルに感動したんです。すごいなと思って、どうなってるか分からない」と答えつつ「たぶんキャラクター的にはロン。めっちゃ高いところに上がるので無理だなと。すごいですよ、ひょっこりはん」と、この日ロン役を演じたひょっこりはんに驚いていた。
出演キャスト
ハリー・ポッター:平方元基
ハーマイオニー・グレンジャー:木村花代
ロン・ウィーズリー:ひょっこりはん
ドラコ・マルフォイ:姜暢雄
ジニー・ウィーズリー:白羽ゆり
アルバス・ポッター:渡邉蒼
スコーピウス・マルフォイ:浅見和哉
デルフィー:乃村美絵
マクゴナガル校長:高橋ひとみ
【写真・文/編集部】
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