ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』の吹替版本編映像が解禁された。

イマジネーションあふれるユニークな“もしもの世界”で魅了するピクサーが、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした物語を描き、第88回アカデミー賞®長編アニメーション賞を受賞した感動作『インサイド・ヘッド』の続編『インサイド・ヘッド2』。どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台に、少女ライリーの頭の中で、彼女の幸せを子供の頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの5つの感情たちの前に、ライリーが思春期を迎えたことで、4つの大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる―。きっとあなたの人生の宝物になる、大人が泣けるピクサーの新たな名作が誕生する。

今回解禁された吹替版本編は、そんなシンパイが大好きなライリーのために今後起こりうる様々な未来を想像して計画を立てるというシンパイの働きぶりをヨロコビたちに披露するシーンだ。ライリーの中に新たに現れたシンパイは、“まだ見えてないものから守り、未来を考えて計画を立てる”こと。シンパイが頭の中の司令部で感情操縦デスクを操作すると、これまでライリーに起こった出来事から分析して今後どうなるかを予測したデータがモニターに映し出される。シンパイが予測したライリーに起こるかもしれない未来は、憧れの先輩に嫌われて、目標にしていたホッケーチームに入れず、入学した高校で友達もできずに独りぼっちで、ライリーの名前は学校の先生しか知らない…という“最悪の未来”だった。

こんな風に、なにかを心配しすぎて嫌なことばかりを想像してしまう時、あなたの頭の中でもシンパイが未来についてシミュレーションしているにちがいない。そんなシンパイを抱えたライリーは、将来のことを不安に思って大切な親友とすれ違ってしまったり、新しい高校にいる憧れの先輩と仲良くしたいのに背伸びして空回りしてしまったり、誰かと比べて落ち込んだりと、誰もが経験したことのある感情の嵐に襲われる。ダメな自分もまるごと愛おしくなるような、ピクサー史上最も“優しさに包まれる感動のラスト”を是非劇場で見届けてほしい。

そんなシンパイ役を熱演した多部未華子の声をはじめ、日本版声優の声が入ったシンパイが初登場するシーンの吹替映像がすでに 公式SNSに投稿されて以来、海外から絶賛の声が届いている。先日、来日したピート・ドクターも「Fantastic!本当に最高です!素晴らしかったですね!」と大絶賛するほどだが、実は映像を公開してから公式SNSのコメント欄には日本語はもちろん、英語や中国語、ポルトガル語など世界中から「素晴らしい!」「日本語で観たい!」「日本版が世界一!」とコメントが寄せられ、イイネ数も71万超えと驚異の数字となっている。

本作が映画史を塗り替える超特大ヒットとなっている大きな要因のひとつに、“シンパイ”という感情にフォーカスを当てた点があると米タイム紙を始め、多くの海外メディアが分析している。ヨロコビはライリーを前向きで楽しい気持ちにして喜ばせること、カナシミはライリーの悲しい気持ちに寄り添って一緒に悲しむこと、ビビリは危険なものや怖いものからライリーを守ることなど、あなたの中にもいる“感情たち”にはそれぞれ役割がある。世界が大きく混乱する中で、“シンパイ”という感情は国境も世代も越えて誰もが抱えている感情であり、その“シンパイ”にどう向き合うかはあらゆる人の頭を悩ませる永遠のテーマである。

そんなシンパイの役割について、本作を手掛けたケルシー・マン監督は「心配という感情は、手助けをしてくれることもあります。たとえば、『明日は取材の日で、記者がたくさん来て、その人たちの前で舞台に立って話さなければならないから、服にはちゃんとアイロンをかけなくちゃ』と、不安になったりします。それは良いことだったりもするけど、心配が大きくなりすぎてしまうと、心を乗っ取ってしまうことがあるのです」と語っており、人生の転機に立ち“シンパイ”という感情に支配されて感情の混乱に悩み葛藤するライリーの姿に、世界中の大人たちは深く共感し、“大人泣き”しているということが驚異の大ヒットを支えている。

吹替版本編映像

『インサイド・ヘッド2』は2024年8月1日(木)より全国で公開
監督:ケルシー・マン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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