『ブルーピリオド』の公開直前イベントが8月1日(木)に都内で行われ、眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりが登壇した。

「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」など国内外から称賛され、発行部数700万部を超える傑作漫画が待望の実写映画化。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく―。好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。主演には話題作への出演が絶えない眞栄田郷敦を迎えて、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりと実力と人気を兼ね備えたキャスト陣が個性豊かなキャラクターを熱演。『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務め、新進気鋭のスタッフと共に情熱の物語を創り上げた。

学生たちが待つ会場に後方からサプライズでキャスト陣が登場し、大歓声が沸き起こる中で始まった今回のイベント。冒頭では、学生と共同制作した絵画が披露され、「楽しかったです、久々に描いて。集中して描きました」という眞栄田は、描いている際には「(学生と)一番いい色の作り方とか話しながら、アドバイスをもらいながらやりました」と振り返り、高橋は「気づいたら息が切れているような時間でした」同じく集中していた時間だったことをうかがわせた。

また、「パステルを使って描いて、初めて使ったんですけどおもしろい画材だと思いました。(劇中では)文哉さん、パステル使ってたじゃん?おいしそうじゃない?おいしそうだなと思いながら」と明かし、笑いを誘った。桜田も「みなさんと一緒に一つの作品を作ることができて」と学生との共同作業を喜んでいた。

イベントが行われた学校では、実際に本作の撮影が行われた行われたが、中でも階段で撮影されたシーンについては「あのシーンで初めて世田介と面と向かって芝居をするシーンだった」と話す眞栄田に、板垣は「世田介にとっても大切なシーン。1年前の今日みたいに暑い日に撮影していたなと思い出しました。1年越しにお邪魔できて感慨深いと思いました」と語った。

また、本作を鑑賞した学生からは、勇気を与えているという声も寄せられ、桜田は「応援している側の視点でもみれたりするので、置かれている状況や環境で違った感じ方になると思うので何度でも楽しんでいいただければ」と本作の魅力を語った。

【写真・文/編集部】

『ブルーピリオド』は2024年8月9日(金)より全国で公開
監督:萩原健太郎
出演:眞栄田郷敦
高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより
中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)
石田ひかり、江口のりこ
薬師丸ひろ子
配給: ワーナー・ブラザース映画
©山口つばさ/講談社 ©2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会