『怪盗グルーのミニオン超変身』のメガヒット御礼!舞台挨拶が8月5日(月)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、山田杏奈、吉幾三が登壇した。

2022年に世界中で社会現象を巻き起こし、累計約10億ドル(約1,605億円/7月16日現在のレート)の興行収入を記録、国内では2022年度興行ランキング洋画アニメNO.1に輝いた『ミニオンズ フィーバー』。あれから2年、今年の夏、世界最高興行収入を誇るアニメーション・シリーズ『怪盗グルー』の最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』がスクリーンに登場する。グルー役の笑福亭鶴瓶、ルーシー役の中島美嘉ら続投キャストをはじめ、グルーの高校時代の同級生で超宿敵であるマキシム役の片岡愛之助、悪党を夢みてグルーに急接近する少女・ポピー役の山田杏奈がシリーズ初参戦する。

本作の大ヒットに「7年ぶりですからどうなるのかと思ったんですけど、(観客が)いっぱいですって」と喜ぶ鶴瓶。「昨日見に来た」という愛之助は「親子が多くて、一人で来たのでものすごいミニオン好きな人だと思われてたでしょうね」と笑いを誘った。そんな愛之助は、劇中で歌うシーンについて「歌うと聞いていなかったのでビックリしました。『え、歌うんですか?』と。譜面が読めないので音を聞いて、必死でした」と明かした。

また、山田は「周りの方が『見に行ったよ』と言ってくださいます。『子供と行った』という方も多くて、いろんな年代で見に行っていただける作品なんだなと、うれしいです」といい、「最後のシーンはすごく好きです。本当にすてきですよね」と笑顔を見せた。

吉とは「50年くらい、デビューの時から」仲がいいという鶴瓶だが、今回グルーの歌唱シーンを吉が担当することになったきっかけについて「『吉に頼んだらどう?』と言った」という鶴瓶。このオファーを受けて吉は「(鶴瓶に)『どうなの?』と聞いたら、『やれや』と3文字」とメールでのやり取りがあったことを明かした。

さらに吉は「僕は日本語で歌うと思っていたから、『分かったわ』と話して。送られてきた譜面が英語だった」と明かし、これに鶴瓶は「知らなかったんですよ。大変やった?」と聞くと、吉は「大変よ!RとかLの発音とか」と明かし、笑いを誘った。さらに吉は「OKが出たんですけど、『アメリカからOKが来た』と聞いて、アメリカまで歌がいってるの?と」と驚いた様子だった。一方で、愛之助は役として歌うことで「発音がリアルすぎると、和製英語みたいなのがいい」と難しさがあったという愛之助。

終始和気あいあいとした雰囲気で行われた今回の舞台挨拶。お互いの“負けたくないところ”を聞かれると、「ジャンルが違うから」とお互いをリスペクトしている様子の鶴瓶と吉だったが、鶴瓶が「歌手だけどちょっとお笑いジャンルに入ってきてるから、それだけは負けたらあかん」というと、「この間、漫才協会に入りまして」と明かす吉に、すかさず鶴瓶からは「なんでやねん!」とツッコミが入り、会場は笑いが包まれた。そんな鶴瓶と吉について「台本の並びを見て、私ここにいていいんだろうかと思っていました」という山田は、実際に2人のやり取りをすぐ横で見ながら「ほっこりしてしちゃいます」と笑顔を見せた。

イベントの終盤では、メガミニオンたちの氷像が登場。トークが盛り上がっていたことから、「お話が長くて溶けてなくてよかった」と笑いを誘う愛之助は「(メガジェリー)が大好き」といい、山田は「メガミニオン全部好きです。すごい、本当に細かい」と驚いている様子だった。

【写真・文/編集部】

『怪盗グルーのミニオン超変身』は全国で公開中
声の出演: スティーヴ・カレル、クリステン・ウィグ、ウィル・フェレル、ピエール・コフィン、ジョーイ・キング、ソフィア・ベルガラ、スティーヴン・コルベア、ミランダ・コスグローヴ、クロエ・ファインマン、スティーヴ・クーガン、クリス・ルノー、デイナ・ゲイアー、マディソン・ポランほか
声の出演(日本語版吹替版):笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、中島美嘉、山田杏奈、児玉すみれ、須藤祐実、矢島晶子、岩崎ひろし、松本梨香、三木眞一郎、小林ゆう、ならはしみき、高乃麗、木村昴
配給:東宝東和
© Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.