『ブルーピリオド』の初日舞台挨拶が8月9日(金)に丸の内ピカデリーで行われ、眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、石田ひかり、やす(ずん)、萩原健太郎監督が登壇した。

「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」など国内外から称賛され、発行部数700万部を超える傑作漫画が待望の実写映画化。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく―。好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。主演には話題作への出演が絶えない眞栄田郷敦を迎えて、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりと実力と人気を兼ね備えたキャスト陣が個性豊かなキャラクターを熱演。『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務め、新進気鋭のスタッフと共に情熱の物語を創り上げた。

公開初日を控えて、「昨日は全然眠れなくて…」と話す眞栄田は「ドキドキしちゃって。ベッドには入っていたんですけど、全然眠れなくて5時くらい寝たんですけど…明るくて」と苦笑。一方で髙橋、板垣、桜田は「爆睡です」と続け、会場の笑いを誘う中で、萩原監督は「僕も寝れなくて…朝4時に起きちゃって」と明かし、会場は笑いに包まれた。

改めて眞栄田は「すごいうれしくてドキドキしていて、しゃべれない」と緊張している様子で「たくさんの人に届けばという思いです」と感慨深げな様子を見せた。その眞栄田は、本作では「家族のシーンはやっていても見ていても毎回刺さる」といい、その心境について「親御さんの気持ちだったり、本人の気持ちだったり」と語った。

これまでに撮影後も数々のプロモーション活動を行ってきた4人だが、「それぞれの役がそれぞれじゃないとできなかった」という眞栄田は「八虎としても役者としても引っ張ってもらったし、影響されたので本当にこのメンバーでよかった」といい、高橋は「毎週のようにこの4人で集まっていたので最初の空気感よりも今の空気感がいい。現場でのそれぞれの関係性が近すぎてなかったんです。作品を見ると活きてるなと思います。今は安心できる人たちですし、一緒にがんばれて公開初日を迎えられてよかった」と感慨深げな様子だった。

また、板垣は「自分自身も世田介というキャラクターを演じている中で人と距離を置いている面もありましたし、たくさん「プロモーションを4人でさせてもらえて楽しかったです」と語った。さらにイベントの後半では眞栄田演じる八虎の両親役を演じた石田ひかり、やすがサプライズで登壇した。

【写真・文/編集部】

『ブルーピリオド』は全国で公開中
監督:萩原健太郎
出演:眞栄田郷敦
高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより
中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)
石田ひかり、江口のりこ
薬師丸ひろ子
配給: ワーナー・ブラザース映画
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